国の重要文化財の木造小学校「八幡浜市立日土小学校」 The Hizuchi Elementary School in Ehime pref.

愛媛県八幡浜市、ミカンの段々畑がつづく山の中に世界的に注目される木造小学校があります。四国や瀬戸内でであった建築の中で一番好きな建築です。ほんとに居心地のいい明るい空間。モダンでシンプルな近代建築が多い中で、絶妙に木や人の温もりが感じられる素晴らしい建築です。1956年~1958年に建築家の松村正恒(まつむら まさつね)さんが設計した2階建て木造建築。鉄筋造が主流だったモダニズム建築を木造で実現したとても珍しい建築です。国の重要文化財に指定、DOCOMOMO JAPAN選定、日本建築学会賞、ワールド・モニュメント財団のモダニズム賞など高く評価されています。

The Hizuchi Elementary School is wooden modern school which is designated as one of Japan’s Most Representative Modern Buildings. I love this architecture very much. The architecture was Important Cultural Property.

八幡浜市立日土小学校
場所:愛媛県八幡浜市日土町2-851 [Google Maps]
電話:0894-26-0010
The Hizuchi Elementary School
2-851 Hizuchi town, Yawatahama city, Ehime pref.[Google Maps]
0894-26-0010


水平に連続する窓。ピンクと淡い緑の塗装が特徴的です。


とても綺麗な色


ミカンの段々畑を背に建つ木造校舎。桜も見頃


校舎のすぐ裏側には喜木川(ききがわ)と柑橘の段々畑。八幡浜らしい風景が広がっています。


喜木川にせり出したテラス。


斜めの木製柱がテラスを貫通して屋根を支えています。


喜木川


中も見学させていただきました。下駄箱。
自然光が差し込む明るい空間です。


淡い緑色の塗装


理科室


ガイコツ模型


「くらべる」勉強


トイレ


階段の踊り場


二階


図書室


音楽室


懐かしい学校の机


椅子も可愛らしい


天井も白いので室内がとても明るく感じます。


保健室


階段


構造


下駄箱


壁付きの一本足机。意匠が格好いい。


タイル張りの水道場


なんと可愛らしい水道場なんだろう。


水色のタイル。色合いが絶妙です。

春休み見学会
日程:2016年3月27日(日)
時間:9:00~16:00
場所:愛媛県八幡浜市日土町2-851 [Google Maps]

2012 World Monuments Fund/Knoll Modernism Prize Awarded to Architectural Consortium for Restoration of Hizuchi Elementary School, One of Japan’s Most Representative Modern BuildingsPDF

For Immediate Release—New York, NY, October 3, 2012…Bonnie Burnham, president of World Monuments Fund (WMF), today announced that WMF has awarded the 2012 World Monuments Fund/Knoll Modernism Prize to the Architectural Consortium for Hizuchi Elementary School, for its impeccable restoration of Hizuchi Elementary School in Hizuchi, Yawatahama City, Ehime Prefecture, on Shikoku Island, Japan. Following serious damage from a 2004 typhoon, the school had been the center of a two-year debate over whether to demolish or preserve the structure.

The WMF/Knoll Modernism Prize is the only award to acknowledge threats facing modern buildings, and to recognize the architects and designers who help ensure their rejuvenation and survival.

The biennial award will be presented at The Museum of Modern Art (MoMA), New York, on November 13, 2012, by Ms. Burnham; Barry Bergdoll, MoMA’s Philip Johnson Chief Curator of Architecture & Design and chairman of the prize jury;
and Andrew B. Cogan, CEO of Knoll, Inc. This will be followed by a free public lecture by the members of the Architectural Consortium.

Ms. Burnham stated, “The international community is becoming increasingly aware of the importance of modernism in the architectural record, and this year we had more nominations for the WMF/Knoll prize than ever before. The award-winning project—a humble, functional building in a small Japanese city—and the story of people coming together for its preservation—is emblematic of the important role that modern architecture can play in communities around the world.”

八幡浜市立日土小学校 – Wikipedia

八幡浜市立日土小学校(やわたはましりつ ひづちしょうがっこう)は愛媛県八幡浜市の公立小学校。

1956年竣工の中校舎と1958年竣工の東校舎はいずれも同県大洲市出身の建築家松村正恒(1913年~1993年)が八幡浜市建築課に勤務していた時の設計による2階建て木造建築で、鉄筋コンクリート造や鉄骨造がほとんどのモダニズム建築を木構造により実現した極めて稀なもの。学校建築としても日本でクラスター型教室配置計画を採用した唯一木造による最初期のもの。
建築意匠としては、水平に連続する窓、喜木川に張り出したテラスや緩やかな外階段などの特徴がある。

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参考:
八幡浜市立日土小学校の保存再生活動が「2012年 ワールド・モニュメント財団/ノール モダニズム賞」を受賞
日土小学校

愛媛県八幡浜の柑橘農家 梶谷農園

今日は四国食べる通信2月号の取材・撮影で
愛媛県八幡浜の梶谷農園さんに行ってきました!

一年前に訪れた際に、様々な柑橘を育てていてしかもどれもとっても美味しかったことに感動したのですが、
そこから更に激動の一年を過ごされて、なんと「TEN」の代表に就任、
最高品質のジュースやゼリーやアイスなどの加工品を手掛ける人気ブランドを
ご家族で背負って立つ存在になっていらっしゃいました。

工場や店舗もこれから増えていくそうで、
それでいて、品質は最高のものをつくっていきたいと話す
そのキラキラした目には、明るい柑橘王国の姿が見えました。

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今回、四国食べる通信2月号では、善通寺市のキウイと、
八幡浜で梶谷さんご一家が丹精込めてつくった様々な種類の柑橘をお届けします。
どちらも同じ四国に住んでいる一員として自慢の品です。とってもオススメ。

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東京で暮らしていてこんなに多品種の柑橘に出会うことはそうないと思います。
どれも違った味や食感なのに、どれも味が濃くて、美味しかったです。

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梶谷農園(八幡浜市高野地)株式会社TEN、梶谷高男さん

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お父様の梶谷光弘さん。息子さんやお母さん曰く、
昔から根っからのチャレンジャーで様々なことに挑戦してきたのだそう。
梶谷農園にはそのチャレンジ精神の遺伝子が根付いていますね。

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はちきれんばかりのプチプチとした食感の甘平。
大好きで、四国に来てから毎年、食べてます。
ちなみに、糖度や色などの品質基準を満たした上位10%を
「愛媛Queen(クィーン)スプラッシュ」という名前で販売していくと愛媛県が発表しました。

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ゼリーのような食感が特徴の紅マドンナ。


こちらは仏手柑(ぶしゅかん)。仏の手と書く名前の通り、手のような不思議な形の柑橘です。
同じ名前の酢みかんが高知にはあって紛らわしいのですが、
こちらは食用ではなく観賞用、食べるときは皮を砂糖漬けやマーマレードにします。
高知でよくいう仏手柑は、別名「餅柚(もちゆ)」とも言い、
緑色のスダチににている見た目。
メジカなどの魚を食べるときに醤油とあわせて使います。

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今回一番驚いたのがこれ。キャビアのような見た目の高級柑橘「フィンガーライム」
オーストラリア原産で、フランス料理などで使われるようになって注目され、
日本での生産は、梶谷農園さんが先駆者として開拓しています。
口に含んで歯でつぶすとプチッと、山椒の実のように香りが口の中に広がります。
白、ピンク、緑、紫など様々な色があるので、
カクテルや料理のアクセントにぴったりです。

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八幡浜の山の上にある梶谷さんの農園。
城山という名のとおりこの山の上にお城があって、
そのすぐ下にあった鍛冶屋が梶谷さんのご先祖様なのだとか。
この絶景ですから、外国からきたお客さんも絶対喜ばれるでしょう。
観光農園としての展開にも期待です。

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楽農人6:梶谷高男さん|楽農研究所

梶谷農園のある八幡浜市高野地は、岩盤地質で柑橘の根が浅く張るため、古くから美味しいみかんの産地として知られます。しかし標高が高いために12月には気温は氷点下となり、雪が積もることも珍しくありません。その後の中晩柑の栽培には不向きと思われてきましたが、梶谷さんは温州みかん以外の様々な中晩柑の施設栽培を積極的に進めています。もちろん日照時間が長く気温も高い佐田岬などにも園地を構えるなどして、途切れることなく多品種の柑橘を周年出荷できる体制を整えています。この春からは生産者としてだけでなく、経営者としての顔も持つことになりました。

「法人化は自分達のスタイルを理解してくれて、共に進もうと言ってくれるパートナーに出会えたから実現しました。」これまではいくらで売れるのか不明瞭で、ついコストを絞って満足いくものが作れないことが多かったといいますが、価格を決められることで有機肥料やピートモスなど納得いく資材を自分の判断で使えるようになる、と笑顔。「家族経営では数々の失敗を乗り越えてきた。だからこそ、何をするべきかが見えてきました。みかんは絶対。でもみかんだけではダメ。ここまでやってきたこと全てを糧にして、次の展開が描けるのは嬉しいですよ。」

農業大学校を卒業後に、柑橘の指導員として3年間の農協勤めを経験している梶谷さんは、地域が一丸となって支えてきた「愛媛のみかん」に誇りと自信を持ち続けたいと言います。「両親や周囲の人達が頑張って育ててきた『産地』というものを、僕らがきちんと受け継いでいかんと。この地域のみかんをちゃんと守っていきたいし、今度は僕らが後に続く人を育てていかんといけん。」一歩前に進むためには農家が変わらなければならない、自分自身が変わらなければならないという強い思いで、法人という道を選んだと言います。
「10年後は地域に貢献したな、と思えるようになっていたい。楽しく儲けて『みかん御殿』を建てたいですね。そこでみんなで酒を飲みたいです。友人や今まで助けてもらった人たちみんなとずっと変わらず。今のこの気持ちを10年後も忘れないでいること、それが目標です。」

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四国は柑橘王国!!愛媛県八幡浜の梶谷農園さん

愛媛県八幡浜の梶谷農園さんに行ってきました。
柑橘の種類の豊富さとその美味しさに編集部一同、大感激!
せとか、はるみ、甘平、紅まどんな、グレープフルーツ、ブラッドオレンジ。
これに、高知の仏手柑、小夏、土佐文旦、徳島のすだち、瀬戸内のレモンなどなど加えたら
世界シトラスサミットを四国で開催できますね。
この感動を食べる通信の読者の皆さんにもお届けしたいです。