家政婦が見たレム・コールハースの「ボルドーの家」 [Link]
Koolhass Houselife, Ila Beka&Louise Lemoine
旅記録ばかりも飽きてきたので、
ここいらで脱線メモ。コール・ハースのボルドーの家が映画化。
家政婦の視点っていうのが面白い。
フランスのボルドーに建つこの家は、
まるで軌道に打ち上げを待つばかりの宇宙ステーションのよう。
いつX-Menが出てきてもおかしくない、そんなフューチャリスティックな雰囲気に包まれていますけど、
それと同時に暖かな陽の光に満ちているところが、この家の素晴らしさです。
この『Koolhass Houselife』はそのクオリティーを余すところなく収録した映画ですけど、
面白いのは家政婦Guadalupe Acedoさんの視点から家を描いているところでしょう。
普通なら詰め襟のキュレーターか建築の権威が宇宙人語のような専門用語で家の哲学と理想を
説くフィルムを想像しちゃいますけど、そうではなく、 もっとハイテクな実用面にも注目し、
この巨匠のデザイン本来の素晴らしさを生きたものに
保つため家を手入れする人の目線に寄り添っています。
参考:
OMA, MAISON À BORDEAUX, FRANCE, BORDEAUX, 1998 [Link]
BêkaFilms – Koolhaas Houselife [Link]
Architecture: Koolhaas Transforming House Is Worthy of Iron Man [Link]
“Koolhass Houselife”の監督へのインタビュー-architecturephoto.net [Link]
idleness: Koolhass Houselife [Link]
dezain.net – Thread: “Koolhass Houselife”の監督へのインタビュー [Link]
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