映画「崖の上のポニョ」 [Link]
Ponyo on the Cliff by the Sea
僕のまわりではあまりいい評価をいってくれる人がいなかったので、
大きな声で「よかったよー」と言えないでいたのですが、
小林さんがブログで、いい感想を書いてくれたので僕もつられてメモしとこ。
個人的には、
ポニョが笑わない赤ちゃんの顔をくしゃくしゃして笑わせるシーン、
短いカットだったけども、
あのシーンがこの映画にとってすごく効いている気がします。
「生まれてきてよかった。」というこの映画のコピーがしっくりきます。
それはあの赤ちゃんのための言葉でもあると同時に、
人間として生きることを決めたぽにょに対する言葉なんだろな。
映画をみた後に、意味やメッセージを考えつつも、
宮崎さんは、ただ「子供が喜ぶための映画」を
つくりたかったんだろうと思います。
大人が言いたいことを詰め込んだ説教くさい映画にはしたくないでしょうから。
もうひとつは、表現者としての宮崎さんは
やはりすごいなと改めて感銘をうけました。
イギリスのテート・ブリテンで鑑賞した
ジョン・エヴァレット・ミレーの「オフィーリア」に感銘をうけて、
新たな方向性を探ることを決めたという話は有名です。
この年になって技術の頂点に達していると思われるのに、
まだまだ貪欲に新しい表現を求めている。
その探究心は本当にすばらしいと思う。見習いたい。
書きたいことがまとまりませんが、仕事の流儀の放送を見返して、
DVD出たらまた何度もみますよ。
監督・原作・脚本:宮崎駿
プロデューサー:鈴木敏夫
制作:星野康二
音楽:久石譲
作画監督:近藤勝也
キャッチコピー
生まれてきてよかった。
子どもの頃の約束は、永遠に忘れない。
半径3m以内に 大切なものは ぜんぶある。 -宮崎駿-(アサヒ飲料 三ツ矢サイダーのCMコピー)
ストーリー
> 海沿いの街を舞台に、「人間になりたい」と願う
> さかなの子・ポニョと5歳児の少年・宗介の物語である。
> 本作はハンス・クリスチャン・アンデルセンの童話の
> ひとつ『人魚姫』(1836年発表)をモチーフとした作品とされている。
> しかし、『人魚姫』をそのまま原作としては使用しておらず、
> 宮崎は「キリスト教色を払拭」するとしたうえで、
> 舞台を現代の日本に移すなど大きな変更を行っている。
> ただ、ヴェネツィア国際映画祭での記者会見では、
> 宮崎から「製作中に『人魚姫』の話に似ていると気付いたものの、
> 元来意図的にベースとしたわけではない」という旨の発言も出ている。
> なお、同記者会見において宮崎は、
> ポニョ発想のルーツを質問され
> 「9歳の頃初めて読んだ文字の本がアンデルセン人魚姫であり、
> そこにある『人間には魂があるが、人魚は”物”であり魂を持たない』
> という価値観に納得が行かなかった事が、
> 遡ればポニョの起点なのかもしれない」と答えている[2]。
> 本作はストーリーの起承転結が明確になっておらず、
> 監督は「ルールが何にも分からなくても分かる映画を作ろうと思った」
> 「順番通り描いてくと、とても収まらないから思い切ってすっ飛ばした」
> 「出合って事件が起きて、小山があって、
> 最後に大山があってハッピーエンドというパターンをずっとやってくと腐ってくる、
> こういうものは捨てなきゃいけない」と話している。
参考:
映画「崖の上のポニョ」公式サイト [Link]
NHK プロフェッショナル 仕事の流儀 -宮崎駿- [Link]
「ポニョ」を待つための「たった一つの質問」 鈴木敏夫プロデューサー [Link]
崖の上のポニョ – Wikipedia [Link]
YouTube – 崖の上のポニョ(のぞみちゃんデモ) [Link]
「崖の上のポニョ」は引退作がうっかり最高傑作になってしまった映画 [Link]
プロフェッショナル 仕事の流儀 宮崎駿SP1 -Ameba Vision- [Link]
shizuka
メールのお返事が遅れててごめんよ~
ゆっくり書くからまってて!
ポニョの感想、まったくまったく同感!
三ツ矢サイダーのコピーすばらしいなぁ。
登録ユーザー
いいえ。こちらこそ。
素敵な感想をありがとう。
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