東京新聞に石川(石川幹子)先生の記事が載っていました。
江戸時代に、玉川兄弟(玉川庄右衛門・清右衛門)が江戸の水源を確保するためにつくった
玉川上水を復活させようという試みです。
 > 江戸市中への給水のため建設された玉川上水。
 > 給水起点だった四谷大木戸を抱える新宿区で、途絶えた清流を復活させる構想が検討されている。
 > 候補地は、四谷大木戸に通じる新宿御苑北側の散策路。
 > 御苑を所管する環境省と、新宿区、地元住民らで構成する検討会は、
 > 近く最終会議を開いた上で、報告書をまとめる。なるか上水復活-。
 > 中略
 > ワークショップの指導に当たった石川幹子慶応大教授(環境デザイン)は
 > 「まちの中に水辺を取り戻していくことは、大きな時代の流れ。
 > 玉川上水の復活は(小泉首相が昨年暮れに検討を指示した)
 > 日本橋の首都高速道路移設よりもはるかに現実的。知恵さえあれば何とかなります」と強調した。
 > 玉川上水の復活構想の浮上は、小池百合子環境相と中山弘子新宿区長が一昨年夏、
 > 雑誌の企画で対談したことが契機になった。
 > 中山区長は、玉川上水の終点が新宿にあり、
 > 江戸の水道事業を支えていた歴史的な経緯を強調した上で
 > 「そういった歴史の記憶を復活していくことを、まちづくりのシンボルプロジェクトとして位置づけたい」
 > と上水復活に強い意欲を表明。
 > 小池環境相は、かつて新宿御苑の真ん前に住み
 > 「私のセントラルパーク」と呼んで親しんでいたことを明かし、
 > 「水路は市民の生活を支える血管。玉川上水は歴史的な意義も、その使命も非常に重かった。
 > 景観の観点からも、復活していくために環境省として何ができるのかを検討したい」と応じた。
 > 東京新聞より
参考:玉川上水 (Wikipedia) [Link]