ロンドンでみられる工事風景の写真をメモ。
建物の外装だけのこして鉄骨で補強しながら、内部を壊してつくりかえる。
日本ではこういう工事はみたことがありませんが、
ロンドンで大規模な工事のほとんどがこのような工事です。
外装も含めて全て作り変えるというのはごくたまにです。
法規制や古いものを大切にするという市民意識のある
イギリスにおいては建築家やそれに関わる人々の仕事は少々
日本のそれとは異なるようです。
日本では、ほとんどの場合、新しい建物をつくるときに
まずは全部壊して更地にしてから新しく建てる場合が多い。
最近では日本においても、リノベーションはちらほらみられるのだけど、
それは個別の案件においてだけで、大規模な再開発などではまだまだ。
利益最優先の判断と古いものを残すということが、
矛盾せずに成立しうるしくみをつくれないだろうか。
そのためには古いものを残すということが、
工事の際に余分にかかる費用を回収し、それが産業体としての強みになる。
それが、経済効果をもたらすという証明や評価の方法があれば、
日本のような利益最優先の国においても古いものを残していけるのだろうなと思います。
参考:
JDN /ロンドン ロンドン 温故知新 [Link]
JDN /ロンドン 霧の向こう側 /24 Curio-City [Link]
おいしい*たのしいロンドン生活 : ロンドンの景観を守る [Link]
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