頭山 山村浩二 – Atama Yama, Koji Yamamura, 2002

頭山 山村浩二 [Link]
Atama Yama, Koji Yamamura, 2002

この毎週読書課題がでる授業、
春までに今回のプログラムで学んだことなどを盛り込んで、
ひとつ論文を書かなくてはいけないので、
なにを書こうかなと考えておりました。
それでもって、本の挿絵とテキストの関係性とか、
テキストを読んだときの人の想像する世界とか、
そういう内容を書こうかなと頭の中で、
アイディアの雪をかき集めていたのです。
さらにそれでもって、挿絵と文章の関係でいうと、
例えば、アクセル・ハッケとミヒャエル・ゾーヴァの関係とか、
について思いをめぐらせていたのです。
さらにそれでもって、時にイラストレーションが
文章の邪魔をすることってあるのって、
小説が映画化された時にたまに感じる違和感だったりするのだけど、
それでもよくぞやってくれたという絶妙な映像を提示してくれる場合もある。
そんなこんなで、再解釈(reinterpretation)とはなんぞやと考えていて、
2002年に落語の「頭山」を映像化した山村浩二さんをメモしたわけです。
最近では2007年に
フランツ・カフカ原作の『カフカ 田舎医者』を発表し、
世界中の映画祭で受賞して話題になりましたね。Stage6はこちら
アイディアの雪をかき集めるのはいいんだけど、
集めすぎると雪だるまにするのは大変だ。
いい雪だるまをつくるには、「これは頭につかう雪」とか
「この雪はおなかあたりに使おう」とか、
いかに体系的に全体をコントロールできるかが重要です。
できるかどうかは、また別のお話。
 2002/10分/35mm Dolby デジタル
 製作:ヤマムラアニメーション
 語り、三味線:国本武春
 演出、アニメーション、美術、編集:山村浩二
 脚本:米村正二
 音楽:国本武春、シジジーズ
 サウンドデザイン:笠松広司

 > ケチな男がサクランボの種を食べたために、頭に桜が生えて、
 > トラブルに巻き込まれる。落語「あたま山」を現代、
 > 東京に舞台を移し、アニメーションで新解釈を試みた作品。
 > 頭山(あたまやま)は落語の演目の一つ。
 > 落語の演目の中でも最も非現実的な内容でありながら、
 > 強いリアリティが感じられる傑作。
 > 2002年、山村浩二によって短編アニメ化され、
 > 23の映画祭で受賞・入賞を果たした。
 > 語り手は国本武春。上方落語では「さくらんぼ」の題名でも演じられる、
 > こちらは桂雀々の持ちネタのひとつでもある。
 > 徒然草の『堀池の僧正』が元ネタである、という説がある。
 あらすじ
 > 気短な男がサクランボを種ごと食べてしまったため、
 > 種が男の頭から芽を出して大きな桜の木になる。
 > 近所の人たちは大喜びで男の頭に上って、
 > その頭を「頭山」と名づけて花見で大騒ぎ、
 > 男は頭の上がうるさくて苛立ちのあまり
 > 桜の木を引き抜いてしまい、頭に大穴が開いた。
 > ところがこの穴に雨水がたまって大きな池になり、
 > 近所の人たちが船で魚釣りを始めだす始末、
 > 釣り針をまぶたや鼻の穴に引っ掛けられた男は怒り心頭で
 > 自分で自分の頭の穴に身を投げて死んでしまう。
  
参考:
Yamamura Animation ヤマムラアニメーション [Link]
頭山 – Wikipedia [Link]
山村浩二 – Wikipedia [Link]

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