田口 昇平さんの夢と優しさをいつまでも忘れません。
今日より少しよい明日を。
Botanical Beverage Works
http://botanical459.com/
8月29日、午前1時35分、仏生山に移住された醸造家 田口昇平さんが逝去されました。
3月に一緒に下北沢のB&Bで対談させていただいた時、田口さんの会社「Botanical Beverage Works」に込めた想いにワクワクさせられました。
そしてその時、はじめて田口さんのビールを口にしました。徳島県上勝町の柚香(ゆこう)という柑橘をつかったオリジナルビールをつくって振る舞ってくださったのですが、こんなに旨いビールを飲んだことはありません。その時の感動をいまでもはっきりと覚えています。
そしてここ数ヶ月、田口さんを取材・撮影させて頂く中でとても印象的だったのは、子どもから大人まで楽しめる飲み物や場所をつくりたい。それが会社名に「Beer(=ビール)」ではなく「Beverage(=飲み物)」をつかった理由だと。
女木島のEATBEAT!でご馳走してくれた手作りのソフトドリンク。美味しかったです!
そこにも田口さんの優しさがあふれています。彼の生きた証でもある、この活動のこともっと多くの人に知って欲しいです。私と同じ四国へのIターン者であり、同い年でもある田口 昇平さんは、いつまでも僕のスターです。心よりご冥福をお祈りします。
BBW459 | Botanical Beverage Works | ハンドクラフトビール
About
手作り、自然の恵み、収穫の喜び、溢れるフレーバー、伝統と革新、調和と個性、楽しいアイデア、人と人とのつながり、モノへの慈しみ。 そんなことを大切にしながら2015年に開業する手作り飲料(おもにハンドクラフトビール)会社です。 季節の果物やハーブ、素材を使ったハンドクラフトビールを中心に、自然の恵みに敬意を払いながら、体にも、心にもやさしい飲み物づくりをしています。Philosophy
“You are what you eat”
これはイギリスの古くからの言い伝えだそうです。 食べ物や飲み物は私たちの口から体内に入り込み、空腹を満たし、乾きを潤し、心を豊かにします。そして、血となり、肉や骨となり、体の一部として生まれ変わります。つまり、「食べることはあなたそのもの」というわけです。
時代は変わり、分業化が進み、私たちは食べ物の源となる農業や漁業からずいぶんと遠ざかってしまいました。目の前にある食べ物がいったいどこからやってきたか知るのは困難な時代です。
かつて、食べ物は身近なところで育てられ、加工され、食べられていました。それぞれが顔の見える関係のなかで、誠意と責任をもっておこなわれていました。
あなたの今やっている仕事のすべてが、隣近所や親しい仲間や友人のためだけにおこなわれている、という妄想をしてみれば、その理由はすぐにわかることでしょう。
“誠実なものづくり”
現実世界に生きる私たちは、隣近所や仲間のためだけに仕事をして食べていける状況にはありません。しかし、すべての顧客を尊重し、感謝し、何らかのつながりを保ちながら仕事をすれば、愛情をもって打ち込めるすばらしい仕事ができるのではないだろうか?そう考えたのです。
そんな考えを基調として、Botanical Beverage Worksではつながりのなかから自然の恵みを譲り受け、丁寧に加工し、量販はせず、顔の見えるものづくりを手がけていきます。
まるで、すべての一杯を手渡しするように。
Mission
今日より少しよい明日を
Botanical Beverage Works
2015年 香川県仏生山ではじめます
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