高松市役所前にお目見えした給水機と御本人が一緒に写っている写真を「#高松市役所前給水スポット」をつけてFacebookTwitterInstagramで投稿!投稿してくださった方の中から抽選で、スナメリのロゴが入ったHydroFlaskのボトル、またはスナメリのロゴが入ったエコバックを各10名様にプレゼントいたします。*プレゼントの種類や色は選べませんので、ご了承ください。写真は自撮りでも、撮ってもらったものでもOKです。

#高松市役所給水スポット ハッシュタグキャンペーンやります! | お知らせ | NPO法人 アーキペラゴ

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瀬戸内の生き物が描かれた給水器

ありがたいことに給水器のデザインの依頼を 森田 桂治 さんから頂いたとき、まず最初にしたことは、瀬戸内の生き物を調査すること。友人の香川県の里海ガイド、 高橋 史さんと 幸池 麻美 さんに磯の生きもの図鑑をお借りしました。水彩画の素敵なイラストは、お互い瀬戸内に移住してきてから13年来の友人、 北川 拓未さん。

この給水器が瀬戸内海と繋がっていることを感じていただけたら幸いです。

A water basin with creatures from the Setouchi region

When Keiji Morita kindly asked me to design a water basin, the first thing I did was to research the creatures of the Seto Inland Sea. I borrowed a book of illustrations of the creatures of the Seto Inland Sea from my friends Fumi Takahashi and Asami Koike, who are guides to the Seto Inland Sea in Kagawa Prefecture. The beautiful watercolour illustrations are by Takumi Kitagawa, a friend of ours for 13 years since we both moved to the Seto Inland Sea.

We hope you can feel the connection of this water basin to the Seto Inland Sea.

高松市役所正面玄関前に給水スポット設置されました!プラスチックごみ対策のため「給水スポット」の充実が不可欠です。今回、クラウドファンディングによりNPO法人アーキペラゴさんからの寄贈が実現し、高松市役所前に給水機が設置されました!屋外型でセンサー式の給水スポットの設置は四国初。クラウドファンディングにより設置される給水スポットとしては、全国で初めての取組です!給水器やフラッグのデザインを、物語を届けるしごとがデザインさせていただきました。素敵な機会をくださった森田桂治さんありがとうございました。

高松市役所 給水スポット
住所:香川県高松市番町1-8-15 [Google Map]
企画:NPO法人アーキペラゴ
イラスト:北川 拓未さん
スナメリのロゴ:佐藤 瑞穂さん(株式会社ゴーフィールド
デザイン:物語を届けるしごと

Takamatsu City Hall Water Supply Spot
Address: 1-8-15 Bancho, Takamatsu City, Kagawa Prefecture [Google Map]
Planning: NPO Archipelago
Illustration: Takumi Kitagawa
Snail logo: Mizuho Sato (Gofield Corporation)
Design: Story Delivery Work

2023年6月19日(月)撮影

高松市役所本庁舎正面玄関前(香川県高松市)
高松市役所給水スポット設置オープニングセレモニー


ペットボトル削減数を表示中


除幕式。高松市の大西市長、NPO法人アーキペラゴの三井理事長、そしてスペシャルゲストにうどん脳くん。Archipelagoとは「群島・多島海」を意味する英語で、瀬戸内の島々のことや、さぬきマルシェ、レッジョ・エミリア・アプローチの芸術士派遣事業などさまざまな活動をされています。物語を届けるしごとは、2010年に移住したての時からお世話になっていて、最初にしたローカルなお仕事が、瀬戸内国際芸術祭2010の男木島の漆の家プロジェクトでした。


物語を届けるしごと You Sakana。よく見ると、下が「RYOKO(妻の名前)」になっています。


給水器をデザインするにあたってまず最初にしたことは、瀬戸内の生き物の調査・研究。香川県里海ガイドの幸池麻美さんと、高橋史さんに本をお借りして勉強しました。


側面には、瀬戸内海の生き物の水彩画が描かれています。イラストは、北川拓未さん。瀬戸内海の環境シンボル・スナメリ。漢字で書くと「砂滑」。スナメリは、瀬戸内海における食物連鎖の頂点にいる生き物。体長がだいたい160から170cm、体重は50から60kgの小さなクジラ。背中の真中から尾びれにかけて、高さ2〜3cmの隆起があるのが特徴。かつて1970年代の瀬戸内海には、スナメリが約5,000頭はいたと言われています。水深の浅い沿岸や島と島の間、岬の先の流れの速い所などが好みの場所。えびやイワシなどを食べ、国内外の水深50m以内の浅い海で暮らすスナメリ。最も深い場所でも100メートルほどしかない瀬戸内海は、大切な生息環境。瀬戸内海中東部ではこの20年で10分の1に減少したという報告もあります。


右上の魚は、マナガツオ。産卵のため夏に瀬戸内海にやって来る、香川の夏を代表する魚です。通常40cm、2kg位までのものが多く獲れます。江戸時代の書物にも「西国にサケなく、東国にマナガツオなし」と記されています。


アオリイカ。7月頃までに瀬戸内海に入り込み、産卵し成長します。胴の長さは40cmにまで成長する、瀬戸内海では大きくなる種類です。


マダコ。タコの中でも特に足(腕)が太い「マダコ」。備讃瀬戸で獲れるものは「立って歩く」と言われるほど、足が太く身がしまっているのが特徴です。瀬戸内産マダコは、ワタリガニやエビなどを食べています。マダコは年中獲れますが、特に夏から秋にかけてが最盛期。1回に1,000余りのタコツボを沈めるタコつぼなわ漁が備讃瀬戸海域で盛んに行われています。

香川は全国的にもマダコの消費量が多い地域。香川県内では、伝統的な「タコ縄漁」「タコつり漁」「底引き網漁」という、3通りの漁法があります。「タコ縄漁」とは、タコつぼを1000~2000個ほどくくりつけた網を沈めておき、翌日引上げる伝統的な方法。「タコつり漁」は、タコを1本釣りしていくやり方で、古くからある漁法ですが、今も盛んな方法です。「底引き網漁」は網で漁獲する方法で、様々な魚介類が取れますが、仕分けが大変。


セトダイ。瀬戸内海で多く獲れるため「セトダイ」と呼ばれているイサキ科の魚。背ビレが特徴的で、日本髪の女性の鬢にさす櫛に似ている形態から地元では「ビングシ」とも呼ばれています。うすい黄色と黒のしま模様が鮮やかなため、一見熱帯魚のようにも見えますが、れっきとした地魚。


イカナゴ。銀白色の細長い体形の小魚で、下あごが上あごよりも長いのも特徴。冬から春にかけてよく獲れ、冬眠ならぬ「夏眠」をする魚です。水温の高い初夏から晩秋にかけては砂にもぐって眠っています。2月初めからは産卵後にふくよかに太り始めた「フルセ」と呼ばれる全長10cm程度の親魚が獲れ、春の訪れを感じる3月には、今年生まれた「新子(しんこ)」が獲れ始めます。


ヒトデ


ワタリガニ(ガザミ)。全国の中でも瀬戸内海はワタリガニの最大の漁場。足の先がひれの形をしていて、海を泳ぎ渡るのでこの名がついています。大きいものは甲の幅25cm程度、重さは1kg近くになります。稚ガニや通称「ふんどし」と呼ばれる複節の肢に卵を付けた母ガニは、漁業を規制することで守られています。


給水

Refill香川 | Refill Japan(リフィルジャパン)

瀬戸内海に流出する海ごみは1年間に4500トン。そのうち3000トンが私たちの街から出ています。10年間の海ごみ調査の結果、ペットボトルごみが上位を占めていることが分かりました。そこで2018年からマイボトルを持参すれば水を補給できる「オアシススポット」を広めています。香川県ではもともと、うどん店の給水機で水を汲む習慣がありました。それを可視化して、利用しやすくしたものがオアシススポットです。その他、ビーチクリーンアップや海の生き物講座などの体験学習も実施しています。あなたもライフスタイルを少し転換して、マイボトル生活をはじめませんか?

高松市役所 給水スポット
住所:香川県高松市番町1-8-15 [Google Map]

Takamatsu City Hall Water Supply Spot
Address: 1-8-15 Bancho, Takamatsu City, Kagawa Prefecture [Google Map]

ついに給水機がお披露目されました! 市民の力で屋外型給水スポットを香川・高松で実現させよう!(Morita Keiji 2023/06/19 投稿) – クラウドファンディング READYFOR

6月19日(月)、皆さんにご支援いただきました給水機が、ついに高松市役所前にてお披露目されました!たくさんの方々にお集まりいただき、高松市の大西市長、アーキペラゴの三井理事長、そしてスペシャルゲストにうどん脳くんがきてくださり、にぎやかに行われました。

高松市役所に「給水スポット」 マイボトルの利用促進へ クラファンによる設置は全国初 | KSBニュース | KSB瀬戸内海放送

ペットボトルなどのプラスチックごみを減らそうと、いつでも誰でも給水できるスポットが高松市役所に設置されました。この「給水スポット」は、マイボトルの利用を促進したり水が切れたときに新たにペットボトルを購入することを減らしたりする狙いがあります。センサーに反応して冷たい水が出て、300ml入ると自動で止まる最新式です。この「給水スポット」は環境保護活動を進めているNPO法人「アーキペラゴ」がクラウドファンディングによって約254万円の購入資金を集め、高松市に寄贈しました。クラウドファンディングによる設置は全国で初めてだということです。

高松市役所に「無料の給水スポット」登場 マイボトルに300ミリリットルの冷たい水を【香川】|FNNプライムオンライン

ペットボトルなどプラスチックごみの削減につなげます。水筒などに誰でも水を入れられる無料の「給水スポット」が6月19日朝、高松市役所の前に設置されました。(河野有紀記者)「マイボトルをこの給水スポットに置けば、300ミリリットルの冷たい水が自動的に出てきます。これからの暑い季節、マイボトルが空になっても乾いたのどを潤せそうです」

市民の力で屋外型給水スポットを香川・高松で実現させよう!(Morita Keiji 2023/02/07 公開) – クラウドファンディング READYFOR

NPO法人アーキペラゴは、瀬戸内海に面した香川県高松市に本拠を置く非営利活動法人です。アーキペラゴとは、多島海・群島を意味します。この海で、未来の豊かさへと続く希望が見つけ出せたなら、きっとそれは世界が抱える様々な課題にも応用できるに違いない。そんな思いで活動を続けています。

海ごみの回収と調査を継続して13年
アーキペラゴは、2009年から瀬戸内海を中心とした海ごみ問題に関して各種クリーンアップイベントや香川県からの委託事業としての調査研究などを取り組んできました。社会全体として発生したプラスチックを主体とした海ごみが瀬戸内海だけではなく、遠く太平洋の島々にも漂流、漂着し、水鳥などに影響を与えていることを学びました。次なるアクションを起こすためにはさらに科学的なアプローチが必要ですし、発生抑制、回収促進の両面で県内外の団体との連携が急がれます。

2022年は年間100回以上のビーチクリーンアップや海ごみ講座を行い、あわせて、海ごみがたくさん集まる「ホットスポット」でのクリーンアップなど、海洋プラスチックの重点回収にも努めてきました。

国際的な海ごみの分析手法であるICC(International Coast Cleanup 国際海岸クリーンアップ)を続けてきたこの10年で見えてきたことは、常にペットボトルがごみのワースト上位にあるということ。海ごみの発生抑制の観点から見ると、使い捨てプラスチックの削減はどうしても必要。特に量の多いペットボトルの削減は急がれます。便利で衛生的なペットボトルを全否定しないものの、海ごみの現場を長年見ているものの立場からすれば、看板やポスターでの喚起だけでは、海ごみの中に占めるペットボトルの割合は減らない、と実感していることも事実です。地球温暖化や気候変動対策としては、流通・生産時に大量にCO2を発生させるペットボトルよりも、水道水を供給する社会的システムが必要だと感じました。

ペットボトルからマイボトルへ
ペットボトルの利用を少しでも減らしたいと、アーキペラゴはマイボトル持参を呼びかけました。しかし、夏場はマイボトルに入れた水を早々と飲みきってしまい、結局ペットボトルを買ってしまうという事態に。「空っぽになったマイボトルに給水ができるようになれば」。そこで、2018年に水を給水できるスポットを「給水スポット」としてマップ化し、ウェブサイトに公開。今では、うどん店やカフェ、ゲストハウスなどの民間給水スポット87カ所、公共給水スポット122カ所を登録しています(2023年1月現在)。

コロナ禍でも安心して使える給水スポットを
しかし、2020年以降のコロナ禍で、古いタイプの給水器が感染予防のために使用不可となるケースが出てきました。また、管理が行き届いておらず機能をしていない公共給水スポットも多く見られました。せっかく給水スポットがあっても使われなければ意味がありません。コロナ禍でも安心して水を汲める給水スポットのあり方を検討してきました。さらに、記録的な猛暑が日常的になってきた昨今、給水したくても、公園には自動販売機しか無いなど、公園を使う子どもたちにとってお金がないと水も飲めないという現実。今一度、公共空間における給水機能の重要性を多くの人に理解してほしいのです。

地域で広がる給水機
アーキペラゴの理事である森田の住む十河コミュニティセンターに屋内型の、水道直結型の給水機を設置しました。センター利用者だけでなく、学校帰りの小学生などにも利用されとても喜ばれています。また、経営をしているゴーフィールドにも、3年前に水道直結型の給水機を設置。夏場の需要が多いときでもペットボトル購入率が圧倒的にダウンしました。

高松市役所正面玄関前給水スポットのオープニングセレモニーを開催します! – 香川県高松市

概要
 プラスチックごみ対策のためのマイボトルの利用促進においては、水切れの際に給水できる「給水スポット」の充実が不可欠です。この度、NPO法人アーキペラゴ様から寄贈をいただき、市役所正面玄関前に、マイボトル利用促進の旗印となる、屋外型の給水スポットが誕生することとなりましたので、以下のとおりオープニングセレモニーを開催します。
 なお、屋外型でセンサー式の給水スポットの設置は四国初であり、クラウドファンディングにより設置される給水スポットとしては、全国で初めての取組です。

2 日時及び場所
 (1)日時  令和5年6月19日(月) 10時から10時30分まで
 (2)場所  高松市役所本庁舎正面玄関前

3 次第等  
 1 開会
 2 出席者の紹介
  ・NPO法人アーキペラゴ 理事長 三井 文博 様
  ・高松市 大西市長
  ・うどん脳くん
 3 寄贈者御挨拶
 4 高松市長 謝辞、感謝状贈呈
 5 除幕
 6 デモンストレーション(大西市長、うどん脳くんのマイボトル給水)
 7 閉会

高松の街でも、プラスチックゴミを減らすために給水スポットが増えていますが、クロアチアをはじめ、アドリア海周辺の街における給水スポットもチェック。

2020年8月撮影

参考 :
Refill Japan(リフィルジャパン) | 給水スポットを全国に広げよう
オアシスマップ | 美しい海を瀬戸内から せとうちクリーンアップフォーラム