2023年4月、徳島県神山町に開校する私立高等専門学校『神山まるごと高専』の、学費無償化に向けた基金が、目標の100億円に達しました!

The fund for the private technical college ‘Kamiyama Marugoto College of Technology’, which will open in Kamiyama, Tokushima Prefecture, in April 2023, has reached its target of 10 billion yen for free tuition fees!


2023年4月に開校した、「テクノロジー×デザインで、人間の未来を変える学校」をコンセプトにした高等専門学校「神山まるごと高専」の校歌。

神山まるごと高専の奨学金基金が完成 全学生を対象に、学費無償の私立学校が実現 〜11社の企業が参画〜 | 神山まるごと高専

私立高等専門学校「神山まるごと高専」は、かねてより目指していた、学費無償化に向けた奨学金基金の組成が完了し、同校に入学する学生たちを対象として学費が実質無償になることを発表します。1学年44名の学生に対して、奨学金基金に拠出および寄付を行う、11社の民間企業(スカラーシップパートナー)が決定しました。

「神山まるごと高専」学費無償化の基金 目標の100億円超に – NHK

起業家の育成を目指して神山町で開校する私立の高等専門学校「神山まるごと高専」は、学費の無償化に向けて企業から寄せられた基金が、目標の100億円に達したと明らかにしました。高専は、来月入学する1期生に加え、2期生以降の学費も無償化する方針を示しました。「神山まるごと高専」は、起業家の育成を目指して神山町に設立される私立の高等専門学校で、来月、全国で19年ぶりの新設の高専として開校し、1期生44人が入学する予定です。高専の理事長で、東京のIT企業の社長を務める寺田親弘さんは9日、オンラインで記者会見を開きました。この中で、学費を無償化するための基金に対して、新たに、東京に本社を置く大手警備会社や精密機器大手など3社が資金の拠出を決め、基金が合わせて105億円に達したと明らかにしました。そのうえで、来月入学する1期生に加え、来年の2期生以降の学費も無償化する方針を示しました。寺田理事長は「基金が集まり、ほっとしました。私たちが目指していた学びを深めていけるようサポートしていきたい」と話していました。


【成田悠輔も注目!神山まるごと高専とは?】ZOZOTOWN開発者が起業家を育成【超ファンタスティック未来】 – Youtube
『超ファンタスティック未来』未来を変えるスタートアップをゲストに招き「技術」「現在地」「描く未来」を引き出し、多くの視聴者に知ってもらうトーク番組。

「神山まるごと高専 」初代校長 大蔵峰樹!
ZOZOTOWNの開発者
成田悠輔も注目!「神山まるごと高専」とは?
徳島県神山町で開校する経緯!
国内で19年ぶりとなる高専の新設!
大蔵峰樹が考える学校長とは?
「神山まるごと高専」一流の講師陣!
学費の無償化や給付型奨学金制度の創設!
起業家たちが創る新しい学校の未来!

【出演者】
MC: スザンヌ
   高橋弘樹(テレビ東京プロデューサー)
ゲスト:大蔵峰樹(神山まるごと高専 校長)

神山まるごと高等専門学校(神山まるごと高専) Kamiyama Marugoto College of Design, Engineering and Entrepreneurship

神山まるごと高専の審査判定 可 と文科省が公開 | 神山まるごと高専(仮称)

私立高等専門学校「神山まるごと高専」は、文部科学省の大学設置・学校法人審議会より審査判定が「可」とされる答申が公開されたことを発表します。

本校は19年ぶりの新設の高等専門学校(高専)として、昨年10月から文部科学省へ設置認可申請・寄附行為認可申請を行ってまいりました。

今回の答申を受け、国内58校目の高専として、「テクノロジー×デザイン×起業家精神」が三位一体となった新たな学びが、2023年4月より徳島県神山町の地でスタートします。

■学校概要
名称: 神山まるごと高等専門学校(通称 神山まるごと高専)
英語名称: Kamiyama Marugoto College of Design, Engineering and Entrepreneurship
設置者: 学校法人神山学園
開校時期: 2023年4月
設置場所: 徳島県名西郡神山町神領字西上角 および 徳島県名西郡神山町神領字大埜地
学校長: 大蔵峰樹
設立学科: デザイン・エンジニアリング学科
※カリキュラムはこちらを参照ください。

入学定員: 一学年40名
修業年限: 5年
就学スタイル: 全寮制
学費: 200万円/年間(給付型奨学金の提供により第一期生は実質無償)
教員数: 21名
詳細はこちらをご覧ください。プレスリリース

神山アーティスト・イン・レジデンス(KAIR)サテライトオフィスFood Hub Projectなど話題が尽きない、徳島県の山間部、人口4,600人ほどの街、神山町。この町全体を実践場として捉えた新しい次世代型の高等専門学校『神山まるごと高専』が、2023年4月1日に開校予定です。工業技術やプログラミングだけでなく、アートやデザインなどを学び、それを活用して地域の社会課題を発見し解決、世界を変えられるような人材の育成を目指しています。

共に学校を創る、 教員1期生募集。神山オンライン説明会動画。

神山まるごと高等専門学校(仮称)
開校予定:2023年4月1日
定員数:1学年40人(全寮制)
希望予定地:神山中学校
就学スタイル:全寮制
注力分野:テクノロジーとアート / デザインとアントレプレナーシップ

神山まるごと高専コンセプトムービー(6分) from 神山まるごと高専 on Vimeo.


2028年世界はどうなっているだろうか


未来はいつだって予想できない。


CRAZY WEDDING 創設者 山川咲


面白い学校をつくりたい


Sansan 創業者 寺田親弘


世界を変えられるような人材


ZOZO 元CEO 大蔵峰樹


一番自由がきくクリエイティブな選択肢


神山町全体が学びのフィールド


学校というスタートアップをみんなで一緒にやろう


Technology Design


世界が変わる時テクノロジーが必要


「こうなりたいな」って思える大人にどれくらい出会えるか


前代未聞の学校はじまる


2023年1期生募集


2028年1期生卒業


学校の、先生の、親の、関係者の。そしてあなたの未来が変わってしまう。

ABOUT | 神山まるごと高専

誰もが運命を変えていける
親、環境、体、性格…。たくさんの変えられないものを受け取って人は生まれ、育つ。まさに宿命。でも、いつしか人は、それでも運命を大きく変えていけることに気づく。10代はそんな自立のタイミングです。「人生は自分で変えられる」というスタート地点に立ち、そこから未来をデザインする。そこが、この長い人生の本当のスタート地点。学校を、というよりもその機会を、そして、その先にある人間の未来を、私たちは創ろうと思います。

神山まるごと高専とは
この学校のカタチは、普通の学校とはかなり違います。
ここは、この学校のある神山町の暮らしが教科書であり実験室。住民もこの町を訪れる国内外のゲストも、先生であり学生でもある。校舎と町に境界がない。学ぶと生きるにも境界がない。これからの働き方、これからの生き方を模索し実現してきた神山町ならではの町とまるごと直結した、未来の世界のための学校です。

建学の精神
どんな時代にも起業できる野武士のような人間を。
「思ったことをまずやってみる。やってみたことを成し遂げられる」。シンプルですが、決めてやり切ることこそが、人間の底力だと私たちは考えています。決めて、やり切る自信にあふれ、自分の腕と刀一本で生きていける野武士のように、日本人らしい自然観に、強い精神と高い技術を併せ持った人間を、ここ神山から輩出したい。正解探しではなく、世の中に本当に何が必要なのかという問いを自分にぶつけ続けられる人間を育てたいのです。

教育方針
神山まるごと高専が目指す学び。
「学ぶ」と「生きる」、ローカルとグローバル、自分と他者、目的と手段、自然とテクノロジー、理性と野性、ミクロとマクロ、自由と責任、妄想とデータ、過去と現在と未来…いずれか一つではなく、それらを行ったり来たりしながら自らの夢や使命を見出し、自らの強みとなる知恵とスキルを育て、専門性に閉じることなく領域を横断し、二律背反するものごとをつなげる行動力までも身につける。それが神山まるごと高専の目指す学びです。

My Heart(自分)からはじめよう。
日本の教育は自分の心とどう向き合い、自分の意志をどう育てていくかを学ぶ機会が少なすぎたのではないでしょうか。何かを成し遂げるために必要なのは、何かができるスキルではなく、結局のところ自分の中にある確固たる意志だと私たちは考えます。だからこそ、自分で手にしたい未来を定め、動き出すことで足りない知恵や技を貪欲に身につけながら、その経験からしか得られない考えを知り、壁を超えて異なるものとつながりながら自分の未来や夢をさらに大きく育てていく。IT、AI、デザイン、アート、コンセプトメイクなども高いレベルで学べる場でありながら、それが目的でなく、あくまで変化を創造する手段として使いこなせる力を育てていきます。

専攻はテクノロジーとデザイン、そして起業。
テクノロジーは今の時代の公用語。デザインは未知の価値をカタチにする必須スキル。そして、起業は人間の未来を変える確度の高い選択肢。そんなふうに考える神山まるごと高専は、10代のこの時期こそこの3つに特化する学びを選びました。インプットに留まらず、アウトプットを繰り返しながら行われる授業は、既存の教育とは一線を画すものになるでしょう。15歳からワンストップで社会につながる独自の環境の中で、未来を変える力を身につけた独自の人間を育みます。

寮での学びは一生もの。
私たちは「学ぶ」と「生きる」がまるごと含まれる寮こそ、最高の学びの場であるべきと考えています。豊かな自然の中に過疎化や高齢化、担い手の減少など、日本が抱える課題が凝縮する神山町での日々を通して、リアルな課題と向き合い、仲間たちとともに新たなアイデアを創造し、何度でも実践できる。学生と学生、学生と先生、学生と町民の間に、かけがえのない人生のつながりがいくつも生まれる。そこで育まれる視野の広さ・視座の高さ・思考の深さ。これらは与えられるものではなく、カルチャーから育むものともいえます。それらが溢れる一生ものの寮生活を、ぜひ体験してほしいと私たちは願っています。

高等専門学校とは
一般には高専(こうせん)と略される「高等専門学校」は、実践的・創造的技術者を養成することを目的とした高等教育機関です。学校教育法を根拠とする日本独自の高等教育機関で、5年間の一貫教育が行われます。毎年高専生を対象としたロボットコンテスト(通称ロボコン)、プログラミングコンテスト、デザインコンペティションなどが開催されるのも有名です。

参考:首相官邸 – PDF