オリーブの枝葉をガラスに溶かしたら、美しいオリーブ色のガラスが生まれました。香川県高松市国分寺町のオリーブ農園、創樹SOUJUさんの協力のもと、Rie Glass Gardenの杉山利恵さんが約5年の時間をかけて開発されました。
そんなオリーブ硝子(Olive Glass)が、香川県のかがわ県産品コンクール2020年のオリーブ部門にて、最優秀賞の知事賞を受賞しました!おめでとうございます。物語を届けるしごとで、さぬき庵治石硝子に続きオリーブ硝子(Olive Glass)のロゴやリーフレットや展示パネルのデザインやブランディングのお手伝いをさせて頂きました。
Rie Glass Garden
住所:香川県高松市松福町2-2-17 [Google Map]
電話:09047824681
日時:土・日・月 14:00〜17:30
Rie Glass Garden
Address : 2-2-17 Matsufuku town, Takamatsu city, Kagawa pref., Japan [Google Map]
Tel : 09047824681
Open : Sat. Sun. Mon. 14:00-17:30
瀬戸内のオリーブを
ガラスに溶かしたら
讃岐の風景になりました。
Rie Glass Garden
住所:香川県高松市松福町2-2-17 [Google Map]
電話:09047824681
日時:土・日・月 14:00〜17:30
Rie Glass Garden
Address : 2-2-17 Matsufuku town, Takamatsu city, Kagawa pref., Japan [Google Map]
Tel : 09047824681
Open : Sat. Sun. Mon. 14:00-17:30
【「うどん県。それだけじゃない香川県」知事賞(最優秀賞)】オリーブ部門
Olive Glass(オリーブ硝子)
2021年1月頃発売予定 グラス3,500円~Rie Glass Garden
Tel:090-4782-4681
URL:http://aji-glass.jp
平成15年度にスタートした「かがわ県産品コンクール」は、販路開拓に意欲的な県内事業者や製造者の商品開発を促進するとともに、県内はもとより、全国に展開可能で、より市場性に富んだ県産品の掘り起こしを行います。受賞した県産品をメディアや県内外で開催するイベント等において、広くPRし、認知度の向上を図るとともに、販路拡大の支援を行っていきます。
オリーブの緑
讃岐の山や島の緑
時おり見せる瀬戸内海の緑オリーブとガラスが出逢って
オリーブそのものの色と
讃岐に吹く風の色になりました手に取ると、
優しい葉音が聞こえてくる・・・そう想いを描いて
日々、ひとつひとつ
手仕事しています。
【Olive Glass】産まれました。
オリーブの枝葉をガラスと一緒に溶かし込みました。
すると…そのまんま、オリーブの色になりました。
オリーブが風に吹かれて、葉音が聞こえる…
そんな色になりました。
あまりの感動に、見切り発車で発表いたします。
とても美しい。
ですが、色がまだまだ安定しません。
正直、とても手の掛かる素材です。
が、それが逆に可愛くて愛おしい。
オリーブの枝葉も実も、季節や若さで色々な表情を見せてくれます。
このガラスもその移ろいを表現すべく、少しずつ違う色の作品を、その時々で残して行くのもいいなと。
それよりまずは、早く皆さんに見てもらいたい!
しかし、実は素材作りまでが、びっくりするほど手間が掛かります。ので、たくさん作れない。
そして、もう少し研究してから、皆さんに届けたい。
というわけで、今週末(7月18日土曜日)からギャラリーでお披露目しますが、まだお渡しできません。
ご予約は可能です。
来年年明けから順番にお届け。
ということにしました。
※7月23日〜北浜のグループ展でもお披露目します。
後日改めて告知します。
とにかく、まずは現物を見てみてやって下さい!
キッカケは、約5年前…【ここから誕生ストーリー、長めです】
オリーブ農園(国分寺町の創樹さん)から、うちのオリーブを溶かしてみて欲しい。と、依頼がありました。その頃、仕事で手一杯だったのと、テストするには窯の壺がダメになるリスクもあり、年に一度の壺替えの前のタイミングしかなく、随分待って頂き、テストしました。すると色は出ず…
しかし、次にまた、量をたくさん増やして持って来てくれました。再チャレンジにまた、お待ちいただき…また出ないかな…と思って臨んだテスト。
すると…なんと緑色が出たのです‼️
これは…すごいことを知ってしまった…‼️
オリーブから…緑…って。
いくらなんでも直球過ぎます。
あまりの感動でしたが、窯の中で、すごい炎を上げるし、ガラスに対してかなりの量は要るし…
とにかく、作品をまともに作るには、現実的じゃないかも…と、一旦、研究はストップしました。
そのうち、蒼さんがお腹に宿り、出産、育児と、なかなか普段の仕事もままならない状況になり、研究に至ることはなかったものの、その間に、県外のガラス作家さんからヒントをもらったり、色々調べるうちに、こうすれば出来るかも…?と、研究項目を見出だし、取り掛かるタイミングを待っていました!
そしてこの、コロナで出来た、ちょっとした隙間に、負けるな精神も重なり、思い立ったが吉日。
タイガに突如、研究始めるよ‼️と宣言し、スタート。
普通なら数ヶ月かかりそうなテストを、急ピッチで…約1か月で試行錯誤の毎日‼️
色が全く出ずに透明のガラスになったり…グレーになったり…茶色になったり…全く緑に辿り着ける気がせず…諦めそうになり…
悩む私に、主人が一言…
もう、色、人工的につけたら?笑。
まぁ、あなたはしないだろうけど。
と。そうです。私のポリシーです。
絶対に他の色は入れない。
純粋に、胸張って作れるものを産む‼️
それが出来ないなら、やらない方がマシ。
庵治石の時も同じ強い意志で産んだように。
飾らない普遍的なモノに魅かれるのです。
そして、思い切った賭けに出た日…やっと濃い緑が姿を現しました‼️そこからは、配合を少しずつ変えて、チャレンジチャレンジ、調整調整の日々。そして…辿り着いたのは、オリーブを想わせる緑。
色調整は、まだまだ奥が深く、これからどれくらい付き合えば、紐解けるのかは分かりません。
ゆっくり、この緑を最高に綺麗に見せるために、育てて行きたいと思います。
夢のある、このガラスを、庵治石硝子の妹分として、Rie Glass Gardenの2つめのブランドとして、世に出したいと思います。
皆さまどうぞ、よろしくお願い致します!
長々とお読みいただき、ありがとうございます🍀
以上。
目指せ、大ヒット – かがわ県産品コンクール受賞産品決定|香川県
瀬戸内の風を感じる新色
オリーブ部門 知事賞(最優秀賞)
Olive Glass(オリーブガラス)/Rie Glass Garden今回から新設された「オリーブ部門」は、県内で栽培されたオリーブを使用した商品が対象。数ある応募の中から知事賞(最優秀賞)に輝いた「OliveGlass(オリーブ硝子)」は、オリーブの枝葉を燃やした灰や炭をガラスの原料に溶かしてできた、爽やかな緑色のガラス製品です。
受賞者の杉山利恵さんは、高松市松福町でガラス工房「RieGlassGarden」を営むガラス作家。2012年の県産品コンクールでは、瀬戸内海の風景をそのまま写し取ったかのような美しい青色の「庵治石ガラス」で、審査委員特別賞に選ばれています。新しい色のオリーブ硝子は「温暖で穏やかな香川の雰囲気にマッチしていると思います」と笑顔で話してくれました。
オリーブ硝子を製作するきっかけは「自社のオリーブをガラスに溶かしてほしい」というオリーブ農園の一言から。「最初に試したときは偶然にも美しい緑色が出たので、これはいけると思いましたが、その後は色が出ない時や全く違う色になるなど、安定せず苦労しました」と試行錯誤の日々を振り返ります。ガラスの原料を溶かしている窯のつぼにオリーブの色が付くため、つぼを交換する直前しか試作できないこともあり、研究はなかなか進まず、あきらめかけた時期もあったそうです。
試作できない間も知り合いのガラス作家から話を聞き、研究方法を見直し続けていた杉山さん。新型コロナの影響で従来の仕事が中断したのを機に、再度オリーブ硝子の挑戦を決意。「県産品コンクールにオリーブ部門が新設されることを知り、目標ができました」と自らを奮い立たせました。
「オリーブを溶かし込んだガラスは、国内外探してもどこにもないはず。国内で初めてオリーブが根付いた香川で、世界で唯一のオリーブ硝子が生まれたことは、とてもすてきなストーリー。ガラスを通して香川の魅力を発信していきたい」と杉山さん。瀬戸内の風を感じさせる新しい色が誕生しました。
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