写真:享和元年水戸藩東浜で捕まったとされる河童 (Wikipediaより)

全国かっぱサミット:四万十町で10団体、気勢 「水の神様」で環境保全も /高知 – 毎日新聞

 カッパで町を元気にしよう--。四万十町大正で4日、開催された「全国かっぱサミット」。全国でカッパを活用した町おこしに取り組んでいる10団体が参加し、約250人が会場を訪れた。【小坂剛志】

 同町には昨年7月、フィギア作品を集めた「海洋堂ホビー館四万十」がオープン。同館の宮脇修館長は、新たにカッパのフィギア1000体以上を展示するミュージアムづくりを計画中で、会場には粘土やプラスチック、木材などで作られた433体のカッパ・フィギアも並んだ。

 宮脇館長の構想から、同町ではカッパを使った町おこしの動きが盛り上がっており、昨年2月には地元住民が「四万十川かっぱ王国」を設立。国王には、地元の酒造会社会長、山本彰宏さん(72)が就任した。

 この日、山本国王は「日本最後の清流とされる四万十川を守っているのは、『水の神様』でもあるカッパではないか。環境保全など、カッパのできることを呼びかけていきたい」とあいさつ。その後、北海道から熊本までの10団体が「かっぱ村」づくりなどの取り組みについて報告。地元の女性らによる「大正かっぱ音頭」なども披露され、交流を楽しんだ。

 宮脇館長は「四万十川にカッパの伝説があるわけではなく、いわば新参者。今年7月にはミュージアム『かっぱ館』をオープンさせる予定で、これから伝説をつくってきたい」と話していた。

asahi.com:かっぱ団体 集結、四万十町で初のサミット-マイタウン高知

清流四万十川が流れる四万十町大正で4日、第1回の「全国かっぱサミット」が開かれた。かっぱで町おこしをしている全国8都道県の10団体が参加し、わが町の活動を発表。「かっぱ音頭」も披露された。
 「四万十川は日本最後の清流。かっぱの伝承はないが、なければ作ろう」と同町打井川の海洋堂ホビー館四万十館長の宮脇修さん(83)が2009年からカッパフィギュアを募るイベントを開催。1千体以上が集まり、7月開館予定で展示施設「海洋堂かっぱ館」を建設中だ。
 この動きに地元住民も賛同して昨年2月に「四万十川かっぱ王国」を建国。同国がサミット開催を呼びかけ、実現にこぎつけた。
 この日は各団体が「地元でもかっぱサミットを開きたい」「かっぱ館を開くのが夢」「四万十のかっぱとも仲良くしたい」などと発表。地元の女性有志らがかっぱの装束で自作のかっぱ踊りを踊った。
 四万十川かっぱ王国の国王で地元酒造会社会長の山本彰宏さん(72)は「全国各地から来てくれてびっくり。夏にはかっぱ館もでき、今後も続けていきたい」。司会をした千葉県の千葉河童(かっぱ)村村長、岩永鈴代さん(60)は「四万十は初めてだけど、これだけの出会いがあって縁ができて、楽しかった」と話していた。(前田智)

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参考:
全国かっぱサミット:四万十町で10団体、気勢 「水の神様」で環境保全も /高知 – 毎日jp(毎日新聞)
河童連邦共和国
四万十川カッパ造形大賞|海洋堂館長 宮脇修プロジェクト【奇想天外】
四万十町観光協会~ゆるりしまんと~
川舟下り|四万十(高知県高岡郡四万十町)|四国|Gazoo muraプロジェクト|GAZOO.com
四万十かっぱ 川舟下り – YouTube
四万十とおわ道の駅|四万十川中流域にある道の駅|
海洋堂ホビー館四万十
河童 – Wikipedia