香川県高松市のシンボル、屋島の山上に『屋島山上交流拠点施設』が建設中です。​屋島の拠点施設ということで、屋根に特徴があります。3万4,000枚の庵治石でつくられた屋根瓦。世界一高級な墓石材として有名な、香川県高松市で採れる庵治石を、はじめて瓦として板状に加工したものが使われています。2022年8月完成予定。

The ‘Yashima Mountain Exchange Centre’ is under construction on the mountain of Yashima, the symbol of Takamatsu City, Kagawa Prefecture. As a base facility on Yashima, the roof is unique: it is made of 34,000 Aji stone roof tiles. The roof tiles are the first tiles made from Aji stone from Takamatsu, Kagawa, which is famous as the world’s most expensive gravestone material. Scheduled for completion in August 2022.

高松市屋島山上拠点施設 『やしまーる』
住所:香川県高松市屋島東町1784 [Google Map]
設計:SUO(周防貴之さん)
 + StyleAgency
木造平屋:1,075平方m
国土交通省『景観まちづくり刷新支援事業』のモデル地区に指定

2022年2月撮影


曲線的な廊下がデッキのようになっています。


工事中。


屋根が特徴的


3万4千枚の庵治石でできた屋根瓦。墓石などに使われることが多い庵治石が瓦に使われるのは今回が初めて。この建物用に讃岐石材加工協同組合(香川県高松市牟礼町)によってオリジナルで製造されたものです。瓦は板状で、1枚ずつ石から切り出して製作。1枚は縦25cm、横30cm、厚さ1cm、重さは2.1kg。


展望台からの景色。左がサンポート高松のシンボルタワー、右が高松港からフェリーで20分の鬼ヶ島こと女木島(めぎじま)。


女木島

屋島活性化に向けて実行すべき具体的施策・事業の取組状況 – PDF

About International Competition for Design Proposal of the Mountaintop Facility in Yashima

The Mountaintop Facility in Yashima is required to fulfill the following :it should have a dignified appearance that is integrated with the mountaintop landscape ; it would represent Yashima’s abundant history and the cultural values; and the top-level professional ability is required to design all programs for visitors most accordingly. The building should represent, not only Takamatsu City or Bisan-Seto, but the greater Seto Inland Sea region , and simultaneously serve as the focal point of Setonaikai Inland Park for a long time. All eligible applicants, domestic and international, are invited to apply for this competition, to participate in the selection of the most eligible Design Architect to implement schematic design of this facility. Applicants should register during the period from August 18 to September 30, 2015 *The acceptance is finished

屋島山上拠点施設 基本設計(概要) – PDF
2017年年3月 香川県高松市 創造都市推進局文化・観光・スポーツ部観光交流課

香川県高松市では、瀬戸内海国立公園並びに史跡及び天然記念物に指定されるなど、自然や景観、歴史文化等の魅力に満ちた屋島を、市民の誇れるシンボルとして再生させることを目的として、その特性や価値の保存と地域資源としての有効活用を図るために必要な基本方針や具体的方策について取りまとめた「屋島活性化基本構想」を平成25年1月に策定しました。
この「屋島活性化基本構想」に掲げる44の具体的施策・事業のうちの1つとして、屋島の魅力や源平合戦、屋嶋城等のガイダンス設備を備えるとともに、自然とのふれあい活動の場としても活用することにより、屋島を学び、魅力の再発見に資するため、観光的な側面と文化的な側面を合わせ持つ屋島の情報発信拠点として「ビジターセンター〔ガイダンス施設〕の整備」に取り組むこととしています。このことを踏まえ、屋島山上拠点施設は、多くの来訪者が立ち寄る、眺望の優れた場所にあって、人々が集まり、くつろぎ、自然や歴史、観光など、屋島の魅力を余すところなく知ることのできる、来訪者のための文化観光屋島の拠点と位置付けて整備することとします。

~整備に当たっての基本方針(屋島山上拠点施設基本構想より)~
1) 全ての来訪者に開かれた施設であること
2) 子どもたちの学習等にも活用できる、屋島の特性や価値、楽しみ方を学び、知ること のできる施設であること
3) 来訪者が休息し、くつろぎ、癒される空間を有する施設であること
4) 山上からの眺望を満喫できる施設であること
5) 屋島の魅力を再発見し、共有するための交流や活動の拠点となる施設であること
6) 山上の景観等に調和しつつ、建築物としての魅力を持った施設であること

所在地:香川県高松市屋島東町1784-6, 13
敷地面積:3389.75㎡
地域・地区:特定用途制限地域、一般環境保全型(森林部)
その他:瀬戸内海国立公園 史跡・天然記念物
構造:鉄骨造、一部木造
延べ床面積:1,075㎡
建築面積:921㎡
敷地面積:3389.75㎡
建蔽率:27.1%