Building An Island by Oscar Oiwa
Setouchi Triennale | アート作品 | 大岩島
大岩島
作家ははじめて日本に住んだとき、日本文化を理解するためにたくさんの白黒映画を見た。中でも印象深かったのは「二十四の瞳」(1954年)と「裸の島」(1960年)。瀬戸内海を舞台とした両映画は、厳しい島の生活、自然美と人間愛の物語だった。その記憶を辿り、旧公民館の床から壁全面に、黒色の油性ペン1 色で巨大な風景画を描いた。真っ白なビニールシートに下描きなしで描かれたのは、瀬戸内海と島々の自然。作品のあった公民館は、会期中、火災の類焼により、残念ながら焼失した。
素材=ビニール床シート、油性ペン
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