教科書に載せたい新歴史 河合敦先生 [Link]
世界一受けたい授業 日本テレビ
世界一受けたい授業で江戸の授業があったので、メモしておこう。
・江戸時代に「藩」という呼び名はなかった。
→明治元年に府・県と区別するために旧大名領を藩と呼んだ。それまでは「家」
・江戸時代には表札はなかった
→番町での地図の流行。
・遠山の金さんは遊人ではなかった。
→町奉行は忙しかった。江戸の中期の統計では21%が過労死。
・警察は犯罪者ややくざ者を手下にやとった
→江戸の人工は50万人、警察担当は24人。岡引や目明し。
・遠山の金さんはたちあがって罪人につめよることはなかった
→お奉行様は動いてはいけない。立ち上がったり罪人を尋問することはなかった
・町奉行に「打ち首獄門」を下す権限がない
→島流し以上の罪は老中(今で言う総理大臣)の許可が必要
・10両(70万程度)盗むと死刑
→盗みを何回か繰り返して合計が10両超えると死刑
・昼間の空き巣とスリは、10両盗んでも死刑にならない
盗まれるほうにが悪いという理由から
・盗みをした罪人は刺青刑。
→各地によって違いがある。江戸大阪は「二本線」、京都は「゛」、佐渡は「サ」、紀州は「悪」
・広島では犯罪者は額に「犬」と刺青をいれられた。
→三画、三回の盗みで「犬」になる
・江戸時代に使われた馬は時速20km
→時代劇にでてくるのは明治以降に輸入された西洋の馬だが、実際には在来種の馬
流鏑馬はいまより簡単だった。
・時代劇のように馬はパカパカ走らなかった
→馬のひずめにつける蹄鉄は江戸時代なかった。
・参勤交代は高速でばらばらに移動していた。
→江戸の中と自分のお膝元だけゆっくり歩いてそれ以外は経費削減のため走っていた。
・参勤交代はエキストラをやとった
→加賀100万石だと13日間で7億円。
藩の威信があるので人数を減らしたくないので結婚斡旋業をやっていた口入屋で人をやとう。
・江戸の居酒屋テーブルがなかった
・くだり酒とは、上等の酒は京都や大阪からくだってきたことに由来する。
→くだらないの語源
・酒屋で塩をあげたのが居酒屋のはじまり
→江戸の中期にできた居酒屋。のんべえがお酒を買いに来て、
がまんできずにその場で飲み始めたときに塩をあげたことに始る。
・江戸で最初の外食はお茶漬け。
→奈良茶飯。当時は外食はほとんどなかった。
江戸の火事で焼け出された人のためにはじまった。
・遠山の金さんの刺青は桜吹雪ではなく、女性の生首だった。(説)
日程:2007年02月17日
時間:19:57~20:54
> あなたの知らない江戸時代 あの時代劇の名シーンは間違っていた?!
> 学生時代、必死になって歴史の年号・・・今でも同じだと思っていますか?
> 歴史はそもそも新発見があるたびにどんどん塗り替えられていくものなのです。
> そんな、歴史のビフォー・アフターを見つけ出す、現役教師・河合先生。
> 今宵あなたの中で歴史に対する“歴史の変”が起こる!
参考:
江戸市中引き回し タモリ倶楽部 (sakana no shigoto) [Link]
江戸しぐさ (sakana no shigoto) [Link]
江戸のトリビア・プチうんちく [Link]
Yahoo!地図情報 – 古地図で東京めぐり – 古地図まめ知識 [Link]
コメントを残す