ほぼ日のいいまつがいの装丁デザインで有名な、祖父江慎さん。
カエル、クモ、ヒトデ、カワラダケをみて、
気持ち悪いと思った部分を自分なりの方法で強調して作品にする授業。
気持ち悪いをデザインにいかす。
最初は、変なおじさんだなーと思ったけど、かなり本質をついている気がします。
普段、「興味ない」と切り捨ててしまうことに光をあて、
アイディアのヒントがそういう所にこそ隠れていることを教えてくれる。
ブックデザイナー 祖父江慎 [Link]
NHK 課外授業ようこそ先輩
番組:課外授業ようこそ先輩 NHK総合
日程:2007年1月20日(土)
時間:09:30~09:59
再放送:日曜日 08:05~08:34
> 「『嫌い』があるって事は、結構、しめたものなんです。
> 根拠のある『嫌い』はどうしようもないんですけど、
> 根拠のない『なんか嫌い』っていうのは、どこかに『好き』が混ざってるんですよ。
> なんとなく違和感があるというのは、そこにエネルギーのある証拠なので、
> どこがイヤなのかをよ~く味わってみます。イヤだと思ってた所が実は魅力で、
> そこが人気の秘密だった、ってこともあります。それをつかむと、もう成功なんですね。」
> と祖父江さんは言う。
> 母校での授業は子どもたちに「ちょっと嫌い、ちょっとイヤ」なものと向き合ってみることから始まる。
> 選んだちょっと嫌いなものはカエル、クモ、だんご虫、ナマコなど・・。
> 自分たちの嫌いなものを目の前にした子供たち。 「イヤなものはイヤ!」本当にそうなんだろうか?
> 嫌いなものを、見て・触って観察するあいだに、“イヤーン” なものは、“ステキ” になる・・・?
参考:
ほぼ日刊イトイ新聞 – 本の装丁のことなんかを祖父江さんに訊く。 [Link]
ほぼ日刊イトイ新聞 -あのへんな本をつくった人たち。 [Link]
eureka
いじめ対策やるんだったら、こんな授業たくさんやればいいのにってすごく思うよー。私も観たけどおもしろかった!
yousakana
そうだね。
なんかこういうアプローチもあるんだなって関心した。
もしかしたら、おおげさかもしれないけど、
この方法って戦争の構図にも適用できるかもしれないね。