写真展 100人の東京駅 [Link]
東京新聞
竹中の東京本店新社屋内にあるギャラリーエークワッドでこんな展示会が開催中。
一般公募で集めた100人のカメラマンに撮影してもらった2700枚の東京駅の風景を展示。
最終日には携帯写真をもちいた社会調査法で有名な
SFCの加藤文俊さんらが参加するシンポジウムもあるようです。
日程:2006年10月20日まで
場所:GALLERY A4 ギャラリー エークワッド
シンポジウム:最終日18:30から 木下直之(東大教授) / 加藤文俊(慶大助教授) / 土田ヒロミ(写真家)
> 竹中工務店東京本店(東京都江東区新砂一)内の
> ギャラリー「エークワッド」で、写真展「100人の東京駅」が開かれている。
> ギャラリーが撮影者百人を一般から公募。
> 今年七月二十九日、その百人が一斉に撮影した。
> 二十七枚撮りのレンズ付きフィルムで、それぞれがシャッターを切り、
> 合わせて約二千七百枚の写真が集まった。
> 赤レンガの駅舎だけではなく、新幹線のホームにこだわったり、
> みやげ物売り場などを撮り続けるなど、参加者の視点は一様ではない。
> 「よく知っているはずの街も、なくなって初めて全然見ていなかったことに気づく」。
> 写真展を企画したギャラリー担当者の松隈章さん(48)はこう力を込める。
> 実は、レンズ付きフィルムで街を撮影するアイデアには先例がある。
> 阪神大震災から一年余をへた一九九六年冬に、神戸市で地元の市民グループが企画した。
> 「昨日と同じ明日はない」という思いを共有する被災者らが集まり、
> 震災後の神戸を撮影した。神戸市に住む松隈さんもその中にいた。
> 「いつも通っていた街なのにガレキになると全然、覚えていなかった。
> これじゃいかん、と思った」と振り返る。
> 「都市の記憶は、駅や校舎、何げないビルにつまっている」。
> 松隈さんが選んだ東京駅は、誰でも知っている日常の風景だった。
> その東京駅は来年早々にも、戦争で焼失したドームを復元するなど創設当初の姿に改築される。
> 「戦後六十年の東京の歴史を刻む駅の『今』を自ら記憶に留めたい」。
> 中学生からお年寄りまで駅を愛する百人が撮影に臨んだ。
> レンズ付きフィルムにこだわったのも、
> 技術や機材の性能を競うのではなく「じっくり街を見てほしい」との思いからだ。
> 東京新聞より一部抜粋
参考:
100人がレンズ付きフィルムで撮った 2006年夏 東京駅 [Link]
「GALLERY A4(ギャラリー エー クワッド)」 9月16日オープン (竹中工務店) [Link]
加藤文俊 (Wikipedia) [Link]
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