朝日新聞に香川県三豊市にあるマルモ印刷さんが載っていたのでメモ。
立体印刷や蓄光印刷などの特殊印刷技術が有名なマルモ印刷さんの
geografia(ジオグラフィア)というブランドでは、
地球や地形に関わる様々なプロダクトをつくっていて、
ニューヨーク近代美術館(MoMA)でも取り扱われているそうです。
紙の地球儀の紙の厚さは地殻の厚さ、
組み立てると23・4度傾くという遊び心満載の地球儀です。
創業93年の老舗印刷会社が製造した紙の地球儀の組み立てキットが、欧米の美術館などで人気を集めている。大陸部分が浮かんで見える3D印刷や、暗闇で光る蓄光印刷など、これまで蓄積した技術を駆使して開発し、販路も独自に開拓した。
地球儀の組み立てキットを製造しているのは、マルモ印刷(三豊市豊中町笠田笠岡)。広報誌や紙製品など、長年取引を続ける地元の企業や役所からの受注が大半を占め、昨年度の売り上げは約8億3千万円。約50人の従業員を抱える中堅企業だ。2001年に社長になった3代目の奥田章雄社長(56)は、自社が得意とする特殊印刷技術をアピールする商品の開発に乗り出した。これまでの受注中心の仕事では売り上げを伸ばせないと考えたからだ。
07年、東京の新進のデザイン事務所「ドリルデザイン」に企画を依頼。出てきたアイデアが、紙の地球儀だった。
用紙にプリントされた数字は紙の残数を示します。
4種類ある形状は等高線のラインで繋がっているのでパスルのように並べても楽しめます。
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