ケンブリッジ大学の学生が自作の宇宙船で
高度32kmからみた青い地球を撮影することに成功したそうです。

デジカメで地球を撮影 ケンブリッジ大学

イギリスのケンブリッジ大学の大学院生カール・モーランドさんと
ロバート・フライヤーズさんの2名がたった1000ポンド(約20万円)で宇宙船を開発して、
宇宙からデジカメでリアルな地球を撮影することに成功した。
上の画像はこの学生が作った宇宙船から撮られた高度32kmから見た地球の画像となる。
一般的には高度100km以上を宇宙と呼ぶことから、高度32kmは成層圏の範囲内となるが、
丸みを帯びた地平線の画像はかなりリアルだ。
この2名の学生は通信装置とデジカメを搭載した自作の宇宙船「ノバ1号」を自作。
それをヘリウムの気球に搭載して高度32kmまで飛ばし、合計800枚もの画像の撮影に成功した。
この2名の学生は低予算で宇宙に到達できるロケットの研究をおこなっており、
今回の気球を使った実験はその一環となる。
「気球を使って30kmの高度まで小型のロケットを運ぶことができれば、
低予算の小型ロケットでも比較的簡単に高度100kmの宇宙まで到達することができる」
とモーランドさんは語っている。