愛媛県今治市にある国内最大級の産直市「さいさいきて屋」 。いつきても季節の野菜やフルーツ、海産物などがずらっと並んでいる元気な産直市です。個人的に楽しみにしているのが、ここのカフェで食べることができるフルーツケーキ。イチジクやマスカットなど季節のフルーツがたっぷり乗っています。
I love these fruit cakes of the market “Saisai kiteya” at Imabari city, Ehime pref., Japan. You can enjoy fresh vegetables, fruits and fish as well as the cafe.
さいさいきて屋 SAISAICAFE
時間:9:00~18:00
場所:愛媛県今治市中寺279-1 [Google Map]
電話:0898-33-3131
定休:年中無休(お正月の1月1・2・3日を除く)
SAISAICAFE
Time : 9:00-18:00
Place : 279-1 Imabari city, Ehime pref., Japan [Google Map]
Tel : 0898-33-3131
Close : June 1st,2nd,3rd (new year holiday)
ショーケースの中には美味しそうなケーキがずらり。
みているだけでヨダレがでます。
こちらはチーズケーキ。
イチゴの酸味とチーズがよく会います。
愛媛県今治市にある国内最大級の産直市
冬はさすがみかんの国というだけあって産直市には、
ずらっと様々な種類のみかんが並んでいます。
こちらは瀬戸内海の島々でとれたみかん。潮風があたるほうが甘くなるのだとか。
もちろん、みかん以外の柑橘類もたくさん揃っています。
瀬戸内海の気候が柑橘類にぴったりなんですね。
さいさいきて屋 SAISAICAFE
時間:9:00~18:00
場所:愛媛県今治市中寺279-1 [Google Map]
電話:0898-33-3131
定休:年中無休(お正月の1月1・2・3日を除く)
SAISAICAFE
Time : 9:00-18:00
Place : 279-1 Imabari city, Ehime pref., Japan [Google Map]
Tel : 0898-33-3131
Close : June 1st,2nd,3rd (new year holiday)
2015年3月26日放送 さいさいグループ代表 西坂 文秀(にしさか ふみひで)氏|カンブリア宮殿:テレビ東京
愛媛・今治市にある農産物直売所「さいさいきて屋」。地元の言葉で「何度も来て」という店名の通り、客を圧倒する豊かな品揃えを目当てに、今や年間120万人が訪れる全国最大級の直売所として知られる。地元客だけでなく、わざわざ泊りがけで買いに来る客もいるほどの人気だ。一体なぜこれほど活況の直売所が、タオルと造船の町に生まれたのか。そこには高齢化する農業を逆手に取った独自の仕組みと直売所が地域社会をつなぐ核になろうという「規格外」の発想があった。
売上高27億円!工業の町で人気の農産物直売所
瀬戸内海に面したタオルと造船の町、愛媛県今治市。地域は山と島々で平地は狭く、15年ほど前まで農業は農家の高齢化とともに衰退する一方だった。そこに今、日本最大級の農産物直売所「さいさいきて屋」がある。商圏人口は、たった10万人だが、年120万人が訪れ、売上高は27億円に上る。旬の野菜や名産品の柑橘類から瀬戸内海の魚まで地元の食材が圧倒的な量で並び、併設カフェでは、アンバランスなほど巨大イチゴが山盛りのケーキが飛ぶように売れていた。今治のイチゴをおいしく食べてもらおうというデザートで、あくまでも主役は地元のフルーツなのだ。原動力は高齢農家のやる気!
出荷農家1300人のほとんどは、兼業、小規模、高齢などの「農業弱者」。この農産物直売所を企画したJAおちいまばりの西坂文秀さんは、1999年ごろ高齢化と共に地域の農業が衰退し《農協に農家が来なくなっている》ことに愕然とする。大量に生産する専業農家が減っていたからだ。その現実を見て「これから地域の食と農を支えてゆくには兼業農家に活躍してもらう場が必要だ」と考える。そして、少量しか生産しない兼業農家に「きゅうり一本でも出してほしい」と呼びかけ、2000年に小さな直売所を始めた。すると、栽培した野菜を自分で値付けし自身の名前を付けて売る喜びに、農家が目覚めた。店には、少しでも良い売り場を確保しようと早朝から農家の行列ができるほどだ。高齢農家の「やる気パワー」が、直売所の豊かな店頭を生み出していた。さらに、そうした高齢農家の姿を見た若者が農業に参入するケースも増えている。目指すは「日本一売れ残りの少ない直売所」!
出荷農家は、夕方売れ残ったものを持ち帰るルール。西坂はある日、出荷農家でもある母親からこんなことを言われた。「出荷する時に運ぶホウレンソウ70束より、売れ残った4束の方が重い」。それまで売り上げを上げることばかりに集中していた西坂は、「売れ残りゼロを目指す」ことに方針を転換する。そして、売れ残りの野菜をパウダーにする工房を建設するなど、出来る限り売り切る方法を模索した。さらに、幼稚園や小学校などに料理や食材を提供し販路も拡大している。農産物直売所が「小さな経済圏」を作る!
「さいさいきて屋」は、高齢の農家に販売の道を開いただけでなく、買い物に不便な島などに暮らす高齢者、いわゆる「買い物難民」を手助けしようと、ネット通販も始めた。農家と消費者を結ぶために、さらに一歩踏み出した農産物直売所。目指すは、地域社会をつなぐ核となり地産地消を究めて、小さな今治の経済の中でお金が回るようにしていくことだという。
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