
今回の舞台演出でなにが素晴らしいと思ったかというと
それは何より表現している空間のバリエーションが多いこと多いこと。
多様な空気感をあんなシンプルな舞台で実現している。
電車のシーン
中央のホワイトボードに流れる風景の映像、
横長の床には光の枠。
向かい合わせに座る乗客、つり革をもってゆれる乗客。
車のシーン
イスを車のシートのように配置する。
後ろの横長の映像に流れるインドの町並み。
川辺のシーン
床に映る枠のない白黒の波紋。
数字の血液
他に映像で面白いなと思ったのは、
地面に飛び降りた役者の体から血液のように数字が流れ出る。
もしかしたら最後のは、意図的な演出じゃなくて
偶然そう見えたのかもしれません。
足跡が残って見えるとか、そういう使い方もできるなぁー。
一度、役者の動きにあわせて演出で、
舞台美術に映像を効果的に使ってみたいのですが、
タイミングを合わせて操作するテクニックが難しい。
おそらくこの規模の舞台だと全てコンピューター制御で
オペレーションルームから簡単に操作できるようになってるんだろな。
まったくズレとか違和感を感じさせないテンポのいいシーン展開が素晴らしい。
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