【8月4・5日だけ渡れます】 瀬戸に浮かぶ津嶋神社 The Tsushima Shrine, floating shrine at Seto Inland Sea

高松から観音寺まで行くJR予讃線の車窓から
瀬戸内海に浮かぶ、なんとも幻想的な鳥居のある風景が目に映ります。
本殿がある津島と対岸とは約250m 離れており、普段は通行できませんが、
夏季大祭のある毎年8月4日・5日の2日間だけ、橋が架けられ渡ることができます。
日本でもっとも営業日数の少ない「津嶋ノ宮駅」がこの2日だけオープンします。

You can see the shrine floating on the Seto Inland Sea from the train of Yosan line.
The main sanctuary is on the Tsushima island. It is located 250 far from land area. Although, people can not go there usually, a bridge is built for people to follow only on 4th and 5th August at “Summer Shrine Festival”.

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二代目歌川広重「讃岐久保谷のはま」(日本浮世絵博物館提供)

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橋が架かった1933年以前に撮影された津嶋神社周辺の風景(三豊市文書館所蔵)

こどもの守り神 津嶋神社

日程:毎年8月4・5日の二日間
時間:6:00~22:00
渡橋料:大人300円、子供100円(幼児以下無料)
アクセス:津嶋ノ宮駅 JR四国・予讃線
※8月4,5日の二日間のみ停車する臨時駅です。2013年の時刻表はこちら

Tsushima Shrine, god for children

Date : 4th 5th August, every year
Time : 6:00~22:00
Toll : Adulf 300yen / Children 100yen / Baby Free
Access : Tsushimanomiya Station (JR Shikoku)
*only open on this 2days. Time table is here.


津嶋神社は子どもの守り神を祀っている神社です。
電車の中は既に子どもの姿。


予讃線の車窓から津嶋神社がみえてあわって激写。


祭りの時だけ設置される津島ノ宮駅に到着。


臨時駅だからか、ホームと電車との間がとっても空いています。
子どもは大人に手を引かれて下車。


津島ノ宮駅は、日本で最も営業日が短い駅です。


改札を抜けて、神社を目指します。


手水場で手を洗います。


渡橋料(大人300円、子ども100円)をはらっていよいよ渡ります。


塩飽諸島の志々島や粟島、香川県三豊市の荘内半島が見渡せます。


本殿が見えて来ました。


ここからは階段になるのでみなさんベビーカーを置いてあがります。


日が暮れます。

 


無人島の亀笠島(きがさじま)。
奥にあるのは塩飽諸島の志々島(ししじま)。人口は、32人(2011年現在)。


夜22時まで橋を渡って本殿に行くことができます。
千と千尋の神隠しにでてきそうな、情緒溢れる光景。


陽が暮れ、橋や本殿に火が灯りました。


子どもの守り神を祀った神社の夏祭りなので、
子ども連れも多く、子どもたちが喜びそうな夜店もたくさんでています。


ビー玉すくい。


賑わう夜店を離れて花火を待ちます。


雅楽が心地良い夜風にのって聞こえてきます。


闇に包まれる20時をまわるころ、


花火があがりました。


多重露光により撮影。 taken by multiple exposure.

子どもの守り神を祀った神社ということもあって、
子どもたちの笑顔にあふれたとても賑やかなお祭りです。
その一方、神妙な面持ちで、本殿の脇にある社にむかってお祈りをしている女性がおりました。
女性の細かな事情はわかりませんが、
その真剣な表情から、抱えている想いは察するに余りあるものがあります。

普段、寺社仏閣ではお願いごとはしないのですが、
私にできることはそっと、
その方の幸せを祈ってあげることくらいでした。
いまの自分の境遇に感謝し、いろんなことを考えさせられる不思議な場所でした。
ぜひ、お子さんのいらっしゃる方もそうでない方も、
足を運んでみてください。


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せとうち暮らしvol.11

虫送り、江戸時代から小豆島に伝わる行事 The torch procession at Shodoshima island

虫送り(むしおくり)とは日本の伝統行事のひとつ。
農作物の害虫を駆逐し、その年の豊作を祈願する目的で行われる日本の伝統行事です。
映画「八日目の蝉」にも登場する小豆島の虫送りは、
肥土山(ひとやま)と中山という棚田が美しい山間部にいまも伝えられています。

The torch procession to drive away crop-eating insects in Shodoshima island.
“Mushiokuri”(The torch procession to drive away crop-eating insects) is traditional event to prevent damage from insects in Shodoshima island.
In the two places (Hitoyama and Nakayama), the traditional events are left. It is also a day for celebrating the harvest. The events becomes widely known from one’s appearance on the movie “Yokame no Semi (Cicada on 8th day)”.


写真:映画「八日目の蝉」製作委員会

小豆島・肥土山地区虫送り
日程:2017年7月2日(日)
時間:18:00多聞寺で虫供養 19:00肥土山離宮八幡宮から虫送り
場所:小豆島 土庄町 肥土山(ひとやま)地区 多聞寺/肥土山離宮八幡宮
香川県小豆郡土庄町肥土山2151 [Google Maps]

小豆島・中山地区の虫送り
日程:2017年7月8日(土)
集合:殿川ダム下公園 17:30~18:00 ※順次マイクロバスで湯船山と荒神社へ移送
時間:18:45-祈祷 湯舟山/19:00-移し火(湯舟山・荒神社)/19:40-中山春日神社到着 解散
香川県小豆郡小豆島町中山1384 小豆島霊場第四十四番湯船山 [Google Maps]

Mushiokuri (The torch procession to drive away crop-eating insects) at Hitoyama, Shodo island
Date : 2nd July 2017
Time : 18:00-
Place : Tamonji temple, Hitoyama, Shodo island [Google Maps]
(2151 Hitoyama, Tonosho town, Shozugun, Kagawa pref., Japan)

Mushiokuri (The torch procession to drive away crop-eating insects) at Nakayama, Shodo island
Date : 8th July 2017
Time : 18:00-
Place : Mt. Yufune , Nakayama, Shodo island [Google Maps]
(1713 Nakayama, Shodoshima town, Shozugun, Kagawa pref., Japan)


中山地区の虫送りの様子です。
These photos are Mushiokuri in Nakayama regeon, Shodo island.


小豆島に約300年前から伝わる害虫退治の伝統行事。
Mushiokuri are the trasitional event to prevent damage from insects in Shodo island. This traditional usages have existed since the Edo period.


子供たちが「火手(ほて)」とよばれる松明を持って、田んぼのあぜ道にかざしながら、歩きます。
Children walk crossing a rice field on a narrow path, swinging large burning torches.


ちなみに、この虫送りの行事は日本各地に存在していて、
青森県五所川原市の「奥津軽 虫と火まつり」、
奈良県天理市の「てくてくてんり 夏 山田の虫送り」
愛媛県西予市の「実盛送り」などが有名です。


より大きな地図で 小豆島 虫送り を表示

八日目の蝉 [Blu-ray]

広島の亥の子(いのこ)祭り Inoko Festival at Hiroshima pref.

広島市内で行われていた大イノコ祭りの様子。亥の子(いのこ)祭りは、旧暦10月の亥の日に行われる年中行事。主に西日本で見られます。亥の子餅を作って食べ万病除去・子孫繁栄を祈る、子供たちが地区の家の前で地面をついて回る、などがあります。1669年、1754年、1758年と江戸時代に大火の多かった広島では、亥の子の季節にこたつを出す習慣があったので、火の用心の意味を込めて亥の子祭りが行われていたそうです。

This is the Inoko festival in Hiroshima city. Inoko festival is annual event that takes place on the day of the Boar of the lunar calendar in October . It can be seen mainly in western Japan. You can pray for all kinds of diseases removal and descendant prosperity to eat by creating rice cakes, children around with the ground in front of the district of the house and so on. There are such as different content depending on the region.

亥の子石
旧暦10月の亥の日の夕方から翌朝早朝にかけて、地区の子供たち(男子のみの場合もある)が集まり一軒一軒を巡って、歌を歌いながら平たく丸いもしくは球形の石に繋いだ縄を引き、石を上下させて地面を搗く。石の重さも1kg~10kg程度と地方により異なる。地方によって歌の内容は異なるが、亥の子のための歌が使用される。歌詞は縁起をかつぐ内容が多いが例外もある。子供たちが石を搗くとその家では、餅や菓子、小遣いなどを振舞う。振る舞いの無い家では悪態をつく内容の歌を歌われることもある。石のほか藁鉄砲(藁束を硬く縛ったもの)を使う地方もある。藁鉄砲を使う事例により、東日本における旧暦10月10日に行われる同様の行事、十日夜(とおかんや)との類似性が指摘できる。
石を搗いた後は各家庭の庭先に石の形に半球の穴がのこり、大きいほど喜ばれた。またその風景が初冬の風物詩であったが、近年はコンクリートなどで舗装している場合がほとんどで、小さな畳を持ち運びその上で搗いたり、空中で搗く動作だけを行ったり、引き合うことでこすったりする地方もある。
なお、昭和40年代に、この時期になると準備や亥の子歌の練習に夢中になり、宿題や勉強がおろそかになることなどから、学校が亥の子行事を禁止し廃れてしまった地域もある。
また、「公民館行事」として保護奨励され未だ興隆している地域(愛媛県宇和島市吉田町など)もある。

亥の子の歌

広島県
【広島県福山市・新市町金名地区】
亥の子の宵(えー)に祝わんものは 鬼産め 蛇産め 角のはえた子産め (せんせんせんよ)
一つ 鵯は 栴檀の実を 祝え (せんせんせんよ)
二つ 鮒子は 水の底 祝え (せんせんせんよ)
三つ 蚯蚓は 土の底 祝え (せんせんせんよ)
四つ 嫁御は 姑の髪 祝え (せんせんせんよ)
五つ 医者殿は 薬箱 祝え (せんせんせんよ)
六つ 娘は 化粧箱 祝え (せんせんせんよ)
七つ 泣き子は 親の乳 祝え (せんせんせんよ)
八つ 山伏は 法螺の貝 祝え (せんせんせんよ)
九つ 紺屋は 藍瓶(やがめ) 祝え (せんせんせんよ)
十で 豆腐屋は 豆腐籠 祝え (せんせんせんよ)
亥の子の宵(えー)に祝うた者は 四方へ蔵建て 繁盛せ 繁盛せ

【 広島県福山市 北吉津・吉津町地区 】
亥の子 亥の子
亥の子の宵に
餅付く衆は 福梅小梅
それもこれも お江弁須様に

 1つ 人より踏ん張って
 2で ニッコリ笑って
 3で 酒を造って
 4つ 世の中良いように
 5つ いつもの五徳なり
(※ 五徳=「仁・義・礼・智・信」の五徳にかけたともされ
     また「温・良・恭・倹・譲」にも通じるという。)
 6つ 無病息災に
 7つ 何事無きように
 8つ 屋敷を広めたり
 9つ ここらへ蔵を立て
10で 徳利納めたり
進穣祝え 進穣祝え !

【広島県安芸郡 海田地区】
亥の子 亥の子 亥の子餅ついて
祝わんものは 鬼産め 蛇産め
角のはえた子産め
やっさの尻を 
煮え湯で焚いて また湯で焚いて
これのこれの ~さん(亥の子餅をつく家の長男等)に嫁をとって(~さんが女性の場合は婿)
繁盛せえ 繁盛せえ 

愛媛県
【愛媛県宇和島市・高光地区】※地区毎に歌詞とメロディが微妙に変わる
とくのもり いのこのうた
いわいましょー  いわいましょー
おおだいこーくの のーにーは
いーちから ふんまいて
にーで にっこり わらいかけ
さーんで さ-けを つ-くって
よーっつ よのなか よいように
いーつつ いつもの ごうとくに
むーっつ むびょう そくさいに
なーなつ なにごと ないように
やーっつ やしきを ひろめたて
ここのつ こくらを たておいて
とーで とって お-さめた
ふね~ ふね~

いちでー いちがた あつもりさまよ
にではー おえどの かんのんさまよ
さんでー さぬきの こんぴらさまよ
しではー しなのの ぜんこうじさまよ
いつつー いずもの おやしろさまよ
むっつー むはなの ろくじぞうさまよ
ななつー なーらの だいぶつさまよ
やっつー やはたの はちまんさまよ
ここでー ここのつ こうぼうだいし
とではー ところの うじがみさまよ
あ~よほい よほい よいやな
あれわいな これわいな
よいやっせ ふね~ ふね~

【愛媛県伊予市・旧南山崎村地区】
亥の子 亥の子 小鬼さんの亥の子
亥の子餅搗いて 祝わん者は
鬼か蛇(じゃ)か 角の生えた子産め
お亥の子さんという人は
一から ふりまいて
二で にっこり笑ろて
三で 酒造って
四で 世の中良いように
五つ いつものごとくなり
六つ 無病息災に
七つ 何事ないように
八つ 屋敷を広げ建て
九つ 小倉を建て並べ
十で とうとう収まった

【愛媛県伊予市・大平武領地区】
(昭和一ケタ生まれの人から聞きましたが現在の歌詞は少し変わっているようです)
亥の子 亥の子 こいさんの亥の子
亥の子餅ついて 祝おうじゃないか
お亥の子さんという人は
一で 俵ふまえて
二で にっこり笑ろて
三で 酒造って
四つ 世の中良いように
五つ いつものごとくなり
六つ 無病息災に
七つ 何事ないように
八つ 屋敷を広げ建て
九つ 小倉を建て並べ
十で とうとうおさまった
エットー エットー エットーヤー

【愛媛県宇和島市・白浜地区】
祝い申す

ひとつどんどん祝いましょ御大黒のお庭では
一つ俵ふん撒いて
二でにっこり笑ろて
三で酒を造って
四つ世の中良いように
五ついつもの如くに
六つ無病息災に
七つ何事ないように
八つ屋敷を広め建て
九つ小倉を建て並べ
十で盗って治めた

一は一ノ谷敦盛(あつもり)様よな
二はにわかの観音様よな
三は讃岐の金比羅様よな
四は信濃の善光寺様よな
五つ出雲の大社(おおやしろ)様よな
六つむはかのお地蔵様よな
七つ浪速の天神様よな
八つ八幡の八幡様よな
九(ここ)で高野の弘法大師な
十でところの氏神様よな

一つ拾た豆得(徳)のいかんことがない
二つ踏んだ豆・・・がない
三つ味噌豆・・・がない
四つ選った豆傷があったことがない
五つ煎った豆片平焦げんことがない
六つ蒸した豆・・・がない
七つ成った豆・・・がない
八つ焼いた豆・・・がない
九(ここ)で買うた豆・・・がない
十で飛んだ豆そこらの近所おられんぞ

弁慶が弁慶が鎧の麓に登りたて麓の道で日が暮れて
火を灯せ火を灯せ灯せど灯せど真っ赤な明かりはないけれど
わしの弟の千松(せんまつ)はまだまだ十三ならんけど
弓の矢を肩に掛け黄金(こがね)の太刀を腰に差し
斬っちゃれ斬っちゃれ斬り斬り口はどこどこぞ
兜のめっこうゆいだれ口まで斬りつけた
よう斬ったよう斬ったおうかんどうに誉められて
おうかんどうの魚には切ってしもて
皿に盛って冷ましてさあさあおうがいやのごとごと
殿様の殿様の殿様お山の楠木を
お船に造って押し出して海の中で櫓(ろ)が折れて
櫂(かい)で押すにも櫂がなし根太(ねだ)で押すにも根太がなし
子牛の一頭引き抜いて艫(とも)から二番に漕ぎ着けたの押し付けた
千秋楽だ萬歳楽だ
千秋楽だ萬歳楽だ
上手(かみて)の人が下手(しもて)に下がって
下手の人が上手に上がって
恵比寿来い大黒来い福の神が舞い込んだ
ぼうほんいえ

【愛媛県西予市三瓶町・下泊地区の一部】
祝います
ごーざった ごーざった
おお大黒という人は
天竺の人なれど
一が俵ふんまいて
二でにっこり笑て
三で作つくって
四つ世の中よいよいに
五ついつものごとくなれ
六つ無病息災に
七つなにごとないように
八つ屋敷を広めたて
九つここらに蔵を建て
十でところを治めたて
えーんえーんえんしこな
をーほいえーえんとこなやえんとこな

をーほいえ
おいでたな おいでたな
おいべっさんがおいでたな
大黒様をひきつれて
錦の袋を肩にかけ
金銀しょうせんばーらばら
ここらのお家は繁盛する
をーほいえ

【愛媛県今治市伯方町・木浦地区】
おいのこさんという人は
一からふんばって
二でにっこり笑ろーて
三でさかずき指し王手
四つ世の中良いように
五ついつもの如くなり
六つ無病息災に
七つ何事ないように
八つ屋敷を広げて
九つここらで倉を建て
十でとうとうむーにゃーげー

このいや(家は)ぐうべんしゃ(金持ち)
はんじょうせ はんじょうせ
もっとはんじょうするように
もっとはんじょうするように

【愛媛県松野町松丸地区】

祝いましょう 祝いましょう

お亥の子さんのお庭
一に 俵ふんまいて
二で にっこり笑ろて
三で 酒造って
四で 世の中良いように
五つ いつものごとくに
六つ 無病息災に
七つ 何事ないように
八つ 屋敷を広げ建て
九つ 小倉を打ち建てて
十で とっておさめた
あら よーいよい

鶯は 鶯は
初めて都へ上る時
一夜の宿も借りかねて
梅の木小枝に昼寝した 昼寝した
※梅の木小枝※に何を見た
春咲く花を夢に見た
あら よーいよい

【愛媛県松山市城北地区の一部】

おいべっさんという人は、
一で 俵(を)踏んばって
二で にっこり笑ろて
三で 酒造って
四つ 世の中良いように
五つ いつものごとくなり
六つ 無病の息災に
七つ 何事ないように
八つ 屋敷を建て広げ
九つ 小倉を建て並べ
十で とうとう納まった
この家 繁盛せぃ! この家 繁盛せぃ!!

補足
・田んぼの「稲わら」を集めて、紐やロープで縛り「こん棒」のようにした物を子供たち(小学生から中学生の男子)各人が持ち、「この家 繁盛せぃ!」の部分を繰り返し唄い玄関前の地面に「こん棒」をたたきつけ、来訪を受けた家から小遣い銭をもらう。
・おいべっさんとは、恵比寿さんのこと
・こん棒の稲わらが散乱するのは、吉兆ともいわれ、翌朝まで残しておく
・夜6時ぐらいから9時ぐらいにかけて子供たちは町内を巡回する
・俵を踏むとは、足の指の横皺(よこさび、しわのこと)が3本入っていることをいい、食べ物に困らない意

亥の子 – Wikipedia

水の恵みと豊作に感謝するひょうきんな祭り「ひょうげ祭り」 – Hyoge (humorous) festival


高松港から南に約12km、仏生山温泉から1kmほど南にある新池という溜池の近くで「ひょうげ祭り」という地元のユニークなお祭りが毎年9月の第2日曜日に開かれます。

“Hyouge festival” takes place every second sunday on September at Shin holding pond. Shin holding pond is located about 12km South of Takamatsu port, Kagawa pref., Japan.

ひょうげ祭り
日程:毎年9月の第2日曜日
時間:14:00~
場所:香川町浅野地区の集落研修センターから新池
連絡:香川県文化財課 (087-839-2660)

Hyoge (humorous) festival
Date : every 2nd Sunday on September
Time : 14:00-
Place : From village learning center to Shin pond (Asano area Kagawa town, Takamatsu city, Kagawa pref., Japan)
Contact : Cultural property of Kagawa pref. (087-839-2660)

Many people say the origin of this festival was to praise the achievement of Heiroku Yanobe who constructed a new pond to resolve the water shortage during the Edo period; to appreciate water and its good fortune; and to pray for a good harvest.
Participants put on swords which are made of sliced pumpkins with an aroid stem. They parade in the town coloring their faces with bright red and blue paints.


高台にあるため水不足に悩まされていた浅野地区に水を引くため新池を作った
矢延平六(やのべへいろく)さんの功績を称え、
水の恵みと豊作に感謝するお祭りです。
彼が築造にかかわった溜池は有名なものだけでも100以上。
とても偉大な技術者だったことが伺えます。
In edo piriod, people had been bothering someone about being short of water for a while. Mr. Heiroku Yanobe made holding pond for people. This festival is for praise achievement of him and fertility rite. He made more than 100 holding honds. The local people know his great deed.


江戸時代・寛文年間(1661~73年)に築造された新池ですが、
もともと水が少ない地域なので、その築造にはとても苦労があったそうです。
高台にあるため集水が困難であったため、
この地域の西を流れる香東川から4kmもの距離を水路をつくって水をひいたのだそう。
Shin holding pond was developed in 1661~73. This are was low-rainfall area, and located on a hill. Thus, it was difficult to collect water, and he designed waterway from Kotou river which was located 4km west. 


香東川(こうとうがわ)の上流を起点とし起伏の激しい土地の高低を、
夜に農民たちに松明や提灯をもたせて測ったことが伝えられています。
矢延平六さんは、現場で農民達と汗を流した技術者で、
こうした地域のお祭に名前が伝わっていることからも、
地域の皆にとても慕われていたことが想像できます。
He started to made the waterway from upper stream of Koutou river. At night, he made farm people holded up torches or lantern to know the level of land form. Mr. Heiroku Yanobe worked and sweated together with peasants. Now we can understand from these lore that he had a good relationship with local people.


神と和解せよ

ひょうげ祭り高松市

 指定区分:市指定無形民俗文化財
 指定年月日:昭和61年3月21日
 所在地:香川町浅野

 本来は、高松市香川町浅野の高塚山に鎮座する新池神社(池宮さん)の祭礼のことだが、一般的には、そのうちの神輿渡御行列のこととして定着している。
 この祭りは、土地の高低がはなはだしく水不足に悩まされていた浅野地区に水を引くため新池を作った矢延平六の徳を偲ぶとともに水の恵みに感謝し、豊作を祝う行事として始められた。
祭りは、浅野地区集落研修センターから新池までの約2kmをひょうげながらねり歩く神幸が見ものである。ひょうげるとは、おどけるとか滑稽という意味で、ひょうげ祭りという呼び名もここからつけられた。
 神輿の渡御に使われる神具はすべて農作物や家庭用品などを中心に整えられている。供侍となる人々は飼料袋の裃にしゅろ皮で作ったまげやくだものかごでに紙を貼って墨汁を塗ったものを着け、足には白足袋、わら草履を履く。そして腰には里芋の茎にかぼちゃの鍔をつけた太刀を格好よく差し、色鮮やかな顔作りをしている。
 ひょうげ祭り保存会の手によって、毎年9月の第2日曜日に実施されており、県内外から大勢の見物人が訪れている。

平六さんとひょうげまつり民話 〜日本に伝わるエコロジーのはなし

新池(しんいけ)を見おろす高塚山(たかつかやま)には新池神社(しんいけじんじゃ)があり、矢延平六(やのべへいろく)という人がまつられています。

 むかしむかし、このあたりの土地はあれ地が多く、水の便が悪くこまり果てていました。これを見かねて立ち上がったのが矢延平六でした。平六は、香東川(こうとうがわ)の流れを引いてくることを考え、夜、人々にちょうちんを持たせ、遠くはなれた所からながめて、土地の高さをそくていし、自然に水が流れる水路を考えました。そして多くの人が力を合わせ、ついに新池という大きなため池をきずきました。村の人たちの喜びは大きく、平六は村人たちに心からしたわれていました。

 ところがここに一大じけんが起こったのです。だれかが平六をねたんだのでしょうか、「平六が池をきずいたのは、高松城を水ぜめにするためである」などとはん主に告げ口をする者がありました。
 八月三日、平六ははだか馬に乗せられ、阿波(あわ)の国に追放されてしまいました。農民たちはなげき悲しみゆくえをさがしましたがわかりません。そこでそのごおんにむくいるため、平六を神様としてまつりました。
 きゅうれきの八月三日には、無事に実った農作物でおどけたすがたをつくり、ため池までの道をねり歩き、最後はみんなため池の中にざぶーんと飛びこむという「ひょうげまつり」をはじめました。

 「ひょうげまつり」というのは、ひょうきんなまつりという意味で、げんざいも続くこのおまつりは、香川県の無形文化ざいとなっています。

とんまつりJAPAN 日本全国とんまな祭りガイド (集英社文庫)


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お供馬の走り込み(菊間祭) Kikuma Otomouma festival

500年前から行われていた祭事「お供馬の走り込み(菊間祭)」。愛媛県今治市菊間町のお祭りです。「お供馬の走り込み」は、馬を使った祭事として全国的に見ても珍しいお祭りで、この地域から選ばれた少年たちが乗子(のりこ)となり、着飾った姿で「ホイヤー、ホイヤー!」と馬場を疾走するお祭りです。男の子たち学校でモテるだろうなぁ!格好良かった!

Kikuma Otomouma festival is horse running at Kamo Shrine, Kikuma town, Imabari city, Ehime pref., Japan. Only in the autumn festival of Kamo-jinja Shrine at Kikuma-cho, Imabari City, appears Ushioni in the Toyo region.


鳥居から神社までの参道が馬場になっています。


馬も美しい。


乗り子の男の子の衣装


凛々しい。


走りこみがはじまりました。


「ホイヤー、ホイヤー!」


驚くほど速い!!


太鼓台や牛鬼


獅子舞もあります。


収穫の秋。


とても気持ちのいい風が吹いていました。

豊浜ちょうさ祭り Toyohama Chousa Festival

香川県、豊浜ちょうさ祭りにきました。
香川県から愛媛県の東側まではこの「ちょうさ」と呼ばれる太鼓台を担ぎ、
太鼓を鳴らしながら各地区を練り歩くお祭りが一般的で、
この季節、道路や田んぼのあぜ道に太鼓の音が響きます。

The chousa is a large drumming platform used in festivals.
Toyohama, Kanonji city, Kagawa pref. holds the Chousa Festival in autumn.
Twenty-some of these floats are decorated with gold thread and other adornments
and paraded around town for three days.

豊浜ちょうさ祭り
日程:毎年10月第2日曜日を最終日とする金・土・日曜日の3日間
場所:八幡神社宮、一宮神社周辺(香川県観音寺市豊浜町)

Toyohama Chousa Festival
Date : Second weekend on October
Place : Toyohama Yahata Shrine / Ichinomiya Shrine (Toyohama town, Kanonji city, Kagawa pref., Japan)


一の宮神社の広場に太鼓台(ちょうさ)が集まっています。
高さ約5m、総重量約2tにもなる太鼓台が、
毎年20台以上も勢ぞろいする西讃の代表的な秋祭りです。


立派な龍の刺繍。金糸銀糸の刺繍(ししゅう)で飾った
きらびやかな太鼓台で知られるお祭りです。


龍神は水の神様でもあるので、
水不足に昔から悩まされていた香川県や瀬戸内の島々のお祭りの
刺繍や彫り物でよく見かけます。


鮮やかな刺繍。


一の宮神社から八幡宮へと移動します。


狭い通りや踏切を渡りながらゆっくりと八幡宮へ。


今年は台風が近づいてきているなかでのお祭だったので、
多くの太鼓台がビニールのカッパを着た状態でした。


こちらは、子ども用の太鼓台。


夜の豊浜八幡宮。地元では八幡さんと呼ばれています。


皆さん、寺社の屋根の下に座って太鼓台がやってくるのを待っています。


屋台もでています。


続々と八幡さんに集まってきます。


地域によって、太鼓台のこだわりも様々で、
刺繍や「とんぼ」と呼ばれる一番上の装飾を古い方法を守っているところもあれば、
軽量化や明かりのLED化などが行われているところなどもあります。
そういったディテールをみているのもなかなかおもしろいです。


他の多くの太鼓台がビニールの雨除けをまとっていたのにもかかわらず、
「雲龍」と書かれた衣装をまとったこ中之町地区(十七番)の太鼓台は、
何も付けずに威勢よく神社へ向かい演舞をしておりました。


八幡宮に到着しました。


寺社の屋根の下から太鼓台の演舞を見守るなか、


到着した太鼓台から順番に寺社のまわりを走り回ります。


一周しては寺社の前で太鼓台を持ち上げる「差し上げ」が行われ、
そのたびに盛大な拍手が送られます。


お見事!


多くの人が見守っています。

せとうち暮らし vol.06 祭りのカタチ

愛媛県宇和島周辺の秋祭り Autumn festival at Uwajima city, Ehime pref.

牛鬼など特有の文化の残る愛媛県宇和島周辺の秋祭り情報をまとめておきます。

【10月14日】
三島神社(宇和島市長堀)
大山祗神社の末社として崇敬を集めた三島神社。勧請(かんじょう)以来、歴代国主の崇敬を得た古社で、秋祭りには走り込みが催されます。

【10月16日】
伊吹八幡神社(宇和島市伊吹町)
イブキの巨木で親しまれる伊吹八幡神社。源義経が家臣に植えさせたという伝説があるイブキの木は、国の天然記念物。秋祭りには山車(だし)にのせた太鼓を4人の子供が打ち鳴らす風景や牛鬼の勇壮な練りなども見られます。

【10月29日】
宇和津彦神社(宇和島市野川)
八ツ鹿・牛鬼でにぎわいを見せる宇和津彦神社。宇和島城下の総鎮守で祭神は宇和津彦神。初代秀宗の時、ここに再建しました。秋の祭礼日には、伝統的な八ツ鹿踊りと牛鬼の練り、稚児行列などが催されます。

参考 : 宇和島市観光協会

Autumn Festivals
Each community of the city has a respective shrine to deify its own god and holds its own festivals in spring, summer and autumn. The big festivals among them are those held at Ibuki Hachiman Shrine, Mishima Shrine and Uwatsuhiko Shrine. Various events such as “Yatsushika” Dance and “Ushi-oni” parade take place on those occasions.

屋台が川を渡る幻想的な祭 「西条祭り 伊曽乃神社の宮入り」 Isono Shrine Saijo Festival

四国にきてかなりの数のお祭りをみてきましたが、
圧倒的に美しいと思うお祭りのひとつがこの西条まつりです。

I have seen so many festival in Shikoku. I thought the Saijo matsuri is one of the most beautiful festival.

10月14日~17日の間、西条市の各地で行われるお祭りが西条まつりと呼ばれています。
その中でも個人的に好きなのは、毎年10月16日に行われる伊曽乃神社の宮入りです。
午後3時頃から加茂川の土手に屋台が集まりはじめ、
夕暮れ時になると伊曽乃神社に宮入りしようとする神輿とともに11台の屋台が川をわたります。
その光景はとても幻想的。ぜひ一度、足を運んでみてください。

On October 16th at 3:00 p.m. the floats gather at the banks of Kamo river where the festival’s finale takes place. With all the floats lined up to see off the Mikoshi that is going to Isono Shrine for Omiyairi, a beautiful scene begins to unfold. The setting sun behind the spectators reflects off of the river and shines onto the floats creating an impressive view. Regretting the end of the festival, a float from the Kobe district tries to obstruct the procession of Mikoshi in an apparent effort to prolong the festival.
When at long last the Mikoshi have crossed the Kamo river the festival comes to an end.

saijo
参考:伊曽乃神社祭礼巡行図 – PDF

西条祭り

日程:10月11日~17日
場所:愛媛県西条市嘉母神社、石岡神社、伊曽乃神社、飯積神社

2016年10月
08・09日(嘉母神社/毎年体育の日の前々日・前日)
14・15日(石岡神社)
15・16日(伊曽乃神社)
16・17日(飯積神社)

Saijo fesival, Ehime pref., Japan

Date : 11th – 17th October
Place : Kamo Shrine, Ishioka Shrine, Isono Shrine and Iizumi Shrine, Saijyo city, Ehime pref., Japan

October
08・09th(Kamo Shrine)
14・15th(Ishioka Shrine)
15・16th(Isono Shrine)
16・17th(Iizumi Shrine)

Ten luxurious drum floats decorated with gilt and silver threaded cloth are dedicated to the Iizumi Shrine to give glory to the end of the Saijo Festival.

On the 16th the procession is unstructured except that they meet floats from Isono Shrine at the Tamatsu Bridge at around noon and some of them perform Kakikurabe during the night.
On the 17th in the very early morning they do Miyadashi followed by a Kakikurabe performance at 4 locations in the parishioners’ villages, and then in the evening the 10 drum floats and Mikoshi perform “Kakikurabe” on the riverbank in front of Iizumi Shrine.
On the evening of the 17th, the 10 drum floats and Mikoshi perform Kakikurabe on the riverbank in front of the Iizumi Shrine.
It is worth seeing the Kakikurabe performed among drum floats which are uncommon in other regions. The fashion in which the 10 drum floats are lined up and are promenaded around is truly a grand and appropriate way to conclude the Saijo festival.

豪華絢爛として知られる西条祭り。
愛媛県西条市まできてみました。


川沿いでは子どもたちが遊んでいます。
西条市は、「うちぬき」と呼ばれる湧き水が沸く水の都としても有名で、
加茂川は西日本最高峰の石鎚山を源流とする名水百選「うちぬき」の水源となっています。


加茂川を河口から歩いて行くと既にたくさんのひとが集まっています。
屋台が橋の上を通ります。


西条祭りは、江戸時代から300年も続く歴史のある祭りで
だんじり、みこし、太鼓台が神社に奉納されます。


川辺はたくさんの人で埋め尽くされています。


加茂川の上流にはカワセミが飛びかい、
清流を魚の群れが泳ぎ、中流では川遊び・芋炊き・伊曽乃神社の秋祭りがあるなど、
西条の自然や風土に深く関わりがあることから、「母なる川」として西条の人たちに親しまれています。


日が暮れてきました。


次々とだんじりが川辺に集まってきます。


提灯が取り付けられてゆきます。


愛媛県西条市内で奉納されるだんじりなどの台数は150台を越えます。
伊曽乃神社例大祭に奉納するだんじり・みこしは81台と、
ひとつの神社に奉納される御輿の数としては他に例のないほど大きな祭りでです。


斜面にはスタンバイしているカメラマンがずらり。


いよいよ。川入りがはじまります。

夕方から加茂川の土手に屋台が集まりはじめ、いよいよ祭りのクライマックス「川入り」です。


西条市内の神楽所を巡幸する御神輿の露払いを終え、
だんじりは伊曽乃神社に向かう途中に流れる加茂川河川敷に集合します。


掛け声をかけながら土手に向かいます。


出店もたくさんでています。この季節、日が暮れると肌寒いので温かい食べ物がありがたい。


川を渡って伊曽乃神社に宮入りしようとする神輿を見送りするために
屋台が夕日を浴びながら土手の上に一列に並ぶ姿は壮観。


早朝と夜は屋台に飾られた100個以上の提灯に明かりが灯り幻想的な雰囲気に誘います。


祭りの発祥は定かではありませんが、石岡神社祭礼が宝暦7年(1757年)、
伊曽乃神社祭礼が宝暦11年(1761年)に文献上に登場してきます。


近畿地方から淡路島をつたい瀬戸内海沿いを陸続きに広まった太鼓台の文化と、
西条型だんじりの文化とは新居浜市と西条市の境界ではっきりとわかれていて、
香川では秋祭りの主役は太鼓台ですが、西条より西の町では西条型だんじりが主役になります。


つまり、西条は瀬戸内沿岸地域における祭礼文化圏の境界ということです。


海路から伝わったとされるだんじりと、陸路より伝わったとされる太鼓台の両方が祭礼に使われるのはとても珍しいそうです。


西条の屋台は構造自体は太鼓台そのものであるにもかかわらず、
太鼓台を担いで運行する様式が大型の車輪をつかって曳く「曳き山」として独自の進化をとげています。


ある狭い地域で急激な様式の変化をみせることは全国的にも稀なことだそう。


伊曽乃神社の祭礼は西条祭りの中でも最も大きなもので、
だんじり・みこし合わせて80台余りが繰り広げる豪華絢爛な祭りです。


川面に屋台の灯りが映り込みます。


「川入り」は西条祭りを象徴する最大の見所として有名です。


ようやく神様が到着したようです。今年は例年に比べずいぶんと到着時間が遅かったそう。


土手の上に整列し、神様の御神輿の渡御を見送るだんじり。


「お~!!」という大きな歓声と共に一斉にフラッシュがたかれ、神様の御神輿の渡御がはじまりました。


動画で記録。西条祭り、川入り。物凄い迫力!!


次々と川をわたっていきます。


山車(だんじり)が後から到着した神輿と一緒に川にはいって行きます


祭りの終わりを名残惜しむように、神輿の行く手を屋台が阻みます。
神輿が加茂川を渡りきると祭りは終わりになります。


ご神体の渡御をもって祭礼が終わってしまうので、、渡御する御神輿がすぐに渡ってしまわないよう
「神さま、今しばらく一緒にお楽しみ下さい」と対岸の伊曽乃周辺地区のだんじりがとり囲みます。


祭りの終わりを名残り惜しむように、川入りが終わった後もしばらく屋台の灯りが川面を照らしていました。

Lasting for two days, Isono Shrine Festival is one of the biggest events held in the whole of Saijo City. It begins on October 15th at 2:00 am with the sacred Omiyadashi (taking out of the Shrine) and ends on October 16th at 4:00 pm with the sacred Miyairi (returning to the Shrine). The highlight of the festival includes more than 80 Danjiri and Mikoshi floats which are paraded around the area.

During the festival more than 100 lanterns are lit from dusk until dawn to reproduce a scene from old Japanese picture scrolls. The origin of this event remains unclear, but it can be found on some documents dating back to Edo period, in the year of Horeki 11th (1761 according to the Christian calendar).

An Introduction to Saijo Matsuri
Saijo Matsuri is a grand festival held every October in the city of Saijo in Ehime Prefecture. In this harvest festival with over 300 years of tradition, enormous hand-carried floats called danjiri and mikoshi are presented to local shrines. There are more than 150 floats in the city.

This website introduces Saijo Matsuri, with a focus on the Isono Shrine festival in the Nakano neighborhood, the biggest in scale of the many festivities in the city. There are 81 danjiri and mikoshi offered to Isono Shrine, making it the largest festival of its kind in Japan and worldwide.

In addition to danjiri, mikoshi, and taikodai float parades, Saijo’s fall festival features many traditional Japanese attractions like shishimai (lion dance), yakko-gyoretsu (a dance parade performed in traditional costume), and kagura (ancient music and dance).

At the heart of these activities are the danjiri, great wooden floats standing approximately 5m tall and weighing 700kg. These structures are shaped like house frames and carried by 15-20 revelers during a two-day parade through the city to the beat of taiko drums, bells, and festival songs. Danjiri are typically named for the neighborhood that they represent.

Danjiri floats are decorated with carvings depicting Japanese motifs, famous figures like Toyotomi Hideyoshi, and scenes from historical literature such as the Legend of Three Kingdoms. Some danjiri are also painted.
candles

At night over 100 lanterns are affixed to each float, and the light from the candles creates an ethereal atmosphere completely different from the daytime. Watching Saijo Matsuri is like seeing a picture scroll unfurl and come to life before your eyes.

The history of the danjiri
Danjiri is a general term for floats used in festivals, and in this region these floats are divided into two categories: danjiri and taikodai. Taikodai are used in the Iizumi Shrine Festival and in the autumn festival of neighboring Niihama City.

The origins of the danjiri in Saijo are historically unclear, but it is said that the head priest of Kichijo-ji Temple, which was associated with Iwaoka Shrine, saw the floats of a shrine in Kawachi Province (modern day Osaka Prefecture). Upon returning home, he decided to construct similar structures from bamboo and offer them to the shrine.

Saijo’s festival floats are first mentioned in official documents of Iwaoka Shrine in 1757 and in the records of Isono Shrine in 1761, and it is believed that danjiri existed during the Kan’en era (1748-51). Since then, danjiri have been newly constructed or renovated repeatedly all the way to the present day. Among these, some danjiri have been preserved for over 150 years and, due to their historical value, are designated important cultural properties by the city of Saijo. These floats are Koyashiki (1840), Himi Tera-no-shita (1855), Moto-uoyamachi (1862), Konyamachi (end of the Edo period), and Benzaiten (1864).


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愛媛 民俗伝承の旅~祭りと年中行事~

【国指定天然記念物】 大三島・大山祇(おおやまづみ)神社の楠が美しい – The beautiful camphor trees at Ōyamazumi Shrine

大三島(おおみしま)の大山祇(おおやまづみ)神社。
祖神大山積大神を祀った小千命(おちのみこと)御手植えの楠があります。
樹齢はなんとおよそ2600年。とても美しかったので写真で紹介したいと思います。

大山祇神社には、「小千命御手植えの楠」以外にも、
樹齢3000年、日本最古の楠「能因法師雨乞いの楠」
などの楠郡があり、国指定天然記念物に指定されています。

There are beautiful camphor trees at Ōyamazumi Shrine, Oomi island, Seto Inland Sea. The trees were recognized as special national treasures. Ōyamazumi Shrine is located on the island of Omishima in the Seto Inland Sea. The shrine is dedicated to the gods who protect sailors and soldiers. Because of this, many daimyo and other military leaders have made offerings at the shrine in hopes of military success, or in thanks for victory in battle. I took photographs of beautiful camphor trees there.


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大山祇神社 – Wikipedia

大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)は、愛媛県今治市大三島町にある神社。
全国の山祇神社や三島神社の多くの総本社とされる。

瀬戸内海の大三島に鎮座する。
国宝8件、国の重要文化財76件(2012年現在)を有し、天然記念物「大山祇神社のクスノキ群」がある。 皇室からも厚く信奉されており、境内には昭和天皇の研究を展示した海事博物館が併設されている。

山の神、海の神、戦いの神として歴代の朝廷や武将から尊崇を集めた神社である。源氏、平家をはじめ多くの武将が武具を奉納し、武運長久を祈ったため、国宝、重要文化財の指定をうけた日本の甲冑の約4割がこの神社に集まっている。近代においても、日本の初代総理大臣の伊藤博文、旧帝国海軍連合艦隊司令長官・山本五十六をはじめとした、政治や軍事の第一人者たちの参拝があった。太平洋戦争の終戦直後の一時期には、旧帝国海軍関係の貴重な資料や教材を戦利品として連合国に没収されることを恐れた海軍兵学校から、厳島神社と合わせて約1万点を「奉納」の名目で預かり、後に日本が主権を回復して自衛隊が創設されると、自衛隊に返還した。現在でも、海上自衛隊、海上保安庁の幹部などが制服姿で参拝している。
この地に鎮座した由来として、大山祇神の子孫の乎千命(おちのみこと)がこの地に築いたとする説、伊豆国の三嶋大社(現 静岡県三島市)から分霊を招いたとする説、朝鮮半島から渡来した神であるとする説など諸説があるが、摂津国の三島江(現 大阪府高槻市)からこの地に移されたとするのが一般的である[要出典]。 いずれにしても、かなり古い時代から存在した神社であることは確かで、平安時代には朝廷から「日本総鎮守」の号を下賜されている。
また、日本各地に一万社余りある山祇神社、三島神社の総本社とされるが、一部の三島神社(主に東国)については静岡県の三嶋大社の分社もある。また、三嶋大社自体を大山祇神社の分社とする説や、逆に大山祇神社の方が三嶋大社の分社とする説があり、まったく別の神社とする説もある。

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無数のだんじりが川辺に集まる。西条祭り、伊曽乃神社の宮入り。夕暮れ編

豪華絢爛として知られる西条祭り。
去年は小豆島池田のお祭りに行っていて来られなかったので、
今年こそはと思い、愛媛県西条市まできてみました。


川沿いでは子どもたちが遊んでいます。
西条市は、「うちぬき」と呼ばれる湧き水が沸く水の都としても有名で、
加茂川は西日本最高峰の石鎚山を源流とする名水百選「うちぬき」の水源となっています。


加茂川を河口から歩いて行くと既にたくさんのひとが集まっています。
屋台が橋の上を通ります。


西条祭りは、江戸時代から300年も続く歴史のある祭りで
だんじり、みこし、太鼓台が神社に奉納されます。


川辺はたくさんの人で埋め尽くされています。


加茂川の上流にはカワセミが飛びかい、
清流を魚の群れが泳ぎ、中流では川遊び・芋炊き・伊曽乃神社の秋祭りがあるなど、
西条の自然や風土に深く関わりがあることから、「母なる川」として西条の人たちに親しまれています。


日が暮れてきました。


次々とだんじりが川辺に集まってきます。


提灯が取り付けられてゆきます。


愛媛県西条市内で奉納されるだんじりなどの台数は150台を越えます。
伊曽乃神社例大祭に奉納するだんじり・みこしは81台と、
ひとつの神社に奉納される御輿の数としては他に例のないほど大きな祭りでです。


斜面にはスタンバイしているカメラマンがずらり。


いよいよ。川入りがはじまります。つづく。

愛媛 民俗伝承の旅~祭りと年中行事~
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まつり紹介西条祭り豪華絢爛・だんじり・みこし・太鼓台・四国・愛媛

愛媛県西条市内で10月に開催される祭礼。
だんじり(屋台ともいう)、みこし、太鼓台が神社に奉納される。江戸時代から300年も続いているというこの祀り。
市内で奉納されるだんじりなどの台数は150台を越える。
当サイトでは特に、伊曽乃神社の例大祭を中心に”西条まつり”を紹介している。伊曽乃神社例大祭に奉納するだんじり・みこしは81台と、ひとつの神社に奉納される御輿の数としては他に例のない大きな祭りである。

加茂川 (愛媛県)Wikipedia

西日本の最高峰石鎚山系に源を発し、愛媛県西条市禎瑞にて瀬戸内海(燧灘)に注ぐ。西日本最高峰である石鎚山を源流とする名水百選「うちぬき」の水源となっている。西条を育んでいる「母なる川」と表現される。流路延長約28km。
上流ではアユ、アマゴ、ニジマスと清流を好む魚が群れをなし、その上をカワセミが飛び交い、中流では夏の川遊び、いもたき、伊曽乃神社の秋の祭り(西条祭りの代表的な祭礼)の川入りなど人々に親しまれている。下流では大きな干潟を形成し、渡り鳥が羽を休めている。