水と緑の回廊 渋谷川 建築学会設計競技 模型制作

建築学会の設計競技にて渋谷川を対象地にランドスケープ・デザインの提案を行いました。
僕は、模型の制作ディレクションを担当しました。

 2005.01 建築学会設計競技 模型制作 [優秀賞]
 緑地や公共空間を創出する都市建築の原型 【水と緑の回廊】


渋谷駅東口。画面右の高速道路とビルの向こう側に渋谷川が流れています。


コンクリートで覆われた現状の渋谷川。建物も背を向けています。


渋谷駅東口付近から北は道路で塞がれ暗渠になります。


渋谷川の下流は古川と呼ばれ、浜松町付近では屋形船が係留されています。

仮装大賞


個人的には赤トンボの作品がツボでした。
青山スパイラルで飛ばすのをみてみたい。
優勝作品はアイディア的には
第69回『ピンポン』 [Link]と第66回『学校の鏡』 [Link]
を組み合わせた秀作といったかんじですかね。
ちなみに画像はSINPLEX [Link]より

100万人のキャンドルナイト@原宿キャットストリート – city lights created by darkness and candles

100万人のキャンドルナイト@原宿キャットストリート
闇とキャンドルがつくる街あかり

 日程:2004年12月21日(火)
 場所:20:00~22:00
 協賛:カメヤマ株式会社、株式会社生活の木
 監修:面出薫、竹村真一

クリエーターによるキャンドル・デザイン展示

 場所:生活の木 原宿表参道店 5F
 時間:16:00-20:00
 出展者:深澤直人、韓亜由美、佐藤卓、藤江和子、大野秀敏
 面出薫、D-BROS、服部一成、鈴木康広

参考:
100万人のキャンドルナイト candle-night.org
照明探偵団 [shomei tanteidan]

朝のリレー 谷川俊太郎

カムチャツカの若者がきりんの夢を見ているとき
メキシコの娘は朝もやの中でバスを待っている
ニューヨークの少女が微笑みながら寝返りをうつとき
ローマの少年は中東を染める朝日にウインクする
この地球ではいつもどこかで朝が始まっている
ぼくらは朝をリレーするのだ
経度から経度へと

そうしていわば交替で地球を守る
眠る前のひととき耳をすますとどこか遠くで
目覚まし時計のベルが聞こえる
それはあなたが送った朝を
誰かがしっかりと受け止めた証拠なのだ。

Morning Relay | Shuntaro Tanigawa

While a young man in Kamchatka
Dreams of a giraffe
A young girl in Mexico
Waits for the bus in the morning haze

While a little girl in New York
Rolls over in her bed with a smile
A little boy in Rome
Winks at the morning sun that colors the column capital

On this Earth
Always somewhere morning is starting
We are relaying morning
From longitude to longitude

Taking turns protecting Earth as it were
Prick up your ears awhile before you go to sleep
And somewhere far away you’ll hear an alarm clock ringing
It’s proof that someone has firmly caught
The morning you’ve passed on

参考:
ネスカフェ [Link]
あさ/朝(谷川俊太郎 吉村和敏) [Link]

新三越本店開店 [Link]


日本橋の研究家としては見逃せません。
国内初のデパート。
 > いよいよ開店です。新日本橋三越本店の幕開けです。
 > 日本の枠と文化商業の中心地 日本橋からさらなる夢を発信するために。
 > 国内初のデパートメントストア(1904年開店)として
 > 日本の百貨店の次なる100年を拓くために。
参考:
三越日本橋本店 [Link]
The Harvard Design School Guide to Shopping [Link]

触覚コンタクトレンズ

触覚コンタクトレンズ [Link]

触覚の鋭敏化を可能にするシート。
皮膚で直接 物体の表面に触れたときよりも
表面の凹凸を鋭敏に知覚することができる。
今は熟練した職人の技や勘に頼っている
車の鉄板面のわずかなゆがみが即座に発見できるなど
検査精度の向上が可能になるという。
参考:
指先の顕微鏡(読売新聞) [Link]
GDP [Link]

起伏と解像度


プレゼンテーションボードや展示のパネルなど
グラフィックの仕事をする時 いつも意識していることがあります。
それは“引き”“寄り”
美術館で絵画を見るとき
絵の前に立って全体の構成をみたり
近くに寄って絵筆の後や色の重なりなど細部に目を配ります。
これを意識的に表面のしかけとして施してみる。
言い方を変えると 情報の解像度に幅をもたせる といふ事なのかな。
最低限必要な情報とは別に
寄った時に初めて見えるような小さな文字を配置する。
それは気が付かない人は気が付かない。そんな発見する楽しみ 遊びを施す
いま流行のユニバーサルデザインってやつも同じ問題を抱えている。
老若男女 健常者/障害者 全ての人が同じような体験を教授することができるデザイン。
そんなフラットなデザインが本当に人に発見や喜びを享受することができるのか。
言い方変えると もっと起伏のあるデザインがあってもいいじゃん。
目的地にたどり着くまでの多様な選択肢があって
車椅子の人がいけない場所 車椅子の人しか行けない場所
そういうのがあってもいいんじゃないかとも思う。
老人も若人もエレベーターやらエスカレーターで甘やかすから
足腰弱くなるんじゃん。
東京タワーだろうが六本木ヒルズだろうが階段で駆け上がれ!
とちょっと暴力的な発言が続きましたが
このより多くの人が多様な選択肢の中から多様な経験を享受できるような空間。
ノンフラットユニバーサル
それが僕の卒業制作の下北沢でやりたかったテーマなのですが
これはもっと考えないといけませんな。
という事を東京を散歩しながら豊かな起伏を感じて想ひました。

気配をデザインし デザインを気配する

気配をデザインし デザインを気配する [Link]

一人で汽車に乗っていると ふとここで降りてみたいと思う駅があり
なにげなく入った書店で目についた一冊の本に
惹かれて入手してしまうこともあります。
初めて紹介された友人の知り合いが着ているジャケットが
その本人のことなど何も知らないのに とても似合っているように思えたり
文章を読んでいるとその文中の言葉を知らないのに
およその意味の見当をつけていることもあります。
これらはわれわれがまだ知ってはいないことなのに
すでにわれわれが感じてしまったものです。これが「気配」です。
電話のベルが鳴ると そこに「人」を感じます。
朝のテレビをつけると アナウンサーの顔から「事件」を感じることがあります。
モーツァルトを演奏する直前のオーケストラの団員たちの音合わせには
すでに「魔笛」の気配が出ているし
イラクの街道を驀進する戦車群を映し出している
CNNの映像からは「壊滅」が放出されています。
鎌倉の禅寺からは「無」が
ケルンの寺院からは「救い」が見えるときがあります。
いったい「気配」とは何なのでしょうか。
自分が感じているのに 他人は感じていない気配もあります。
一度 じっくり考えてみたいことです。
今日の社会や生活の中で
いまわれわれは何を「気配」として感じているのでしょうか。
戦争の危機ですか 環境の汚染ですか 家族の絆ですか。
それとも国家の崩壊ですか
インターネットを走る情報量ですか 恋人の仕草ですか。
電子機器はどんな気配をわれわれにもたらし
虫たちの羽音はわれわれの日々に何を伝えているのでしょうか。
気配を感じとりにくいものもあるかもしれません。
たとえば「宇宙」は たとえば「毒薬」は たとえば「悲しみ」は
たとえば「懐かしさ」は どのような気配なのでしょうか。
気がつきにくい気配にも注目してみてください。
あるいは 常識的になりすぎた気配を塗り変えてみてください。
デザインとは その事物や品物の本体そのものの機能でもなく
またその使用目的そのものでもありません。
デザインはそれらを含んだ「気配」です。
デザインはすでに人々に一定の気配を与えているのです。
しかし もう気配を放たなくなったデザインもたくさんあれば
異なる気配に迷いこんだデザインもあります。
新たな気配が立ち上がってくるようなデザインをしてください。
そして 同意を求め 警告をし 共鳴を誘ってみてください。
松岡正剛 Seigo Matsuoka