KHRONOS PROJECTOR – ハイハイ・グループ



街の風景が投影されている。
画面を触れると触れている部分の周辺の時間軸が変化し、
昼間の街の風景が夜景になったり、大型ビジョンの映像が早送りされたりするという作品。
以前、ELPで提案した、”SteganoGraphy”という街中に置く窓のインスタレーションと似ています。
実際のところ、この手の風景の時間を操作する作品は他にもちらほら見かけます。
それでも、この作品に感銘をうけたのは、鑑賞者が触れる画面部分が幕素材になっていて、
トランポリンが凹むように触れると画面が変形しそれと投影される映像が連動している点です。
触覚を含めたインターフェースデザインの突き詰め方が素晴らしい。
やられたっという感じです。
“SteganoGraphy”の場合はインターフェイスがちょこっと違ってますが、
この作品を屋外の現場風景と連動させたものといったところです。
ちなみに”SteganoGraphy”とは、
ギリシャ語で「こっそりと書き込んだもの」の意をもつ、暗号化技術のひとつです。

KHRONOS PROJECTOR [Link]
ハイハイ・グループ

 > steganography
 > 【名】 ステガノグラフィー、電子迷彩技術、電子あぶりだし技術
 > 伝言を隠すことで秘密に通信すること。例えば(何回もコピーを取ることで)
 > 秘密文が小数点サイズになるまで縮小し、
 > それを何の変哲もない手紙の i の文字の上部分等の怪しまれない場所に置いたり、
 > 人間の頭の毛を剃って、頭の皮膚に水に落ちないインクで秘密の伝言を書き、
 > 髪の毛が生えそろうのを待ってその人を届け先に送り出すなど。
 > 現代のデジタル技術を用いた例としては、イメージファイルの余白スペースに伝言を入れたりする。
 > 語源:「stego-(隠す)+ -graphy(書く)」
 > スペースアルク英辞郎より
参考:
第九回文化庁メディア芸術祭受賞作品 [Link]
作品レビュー 時空の概念を突き破る、驚異のブラックボックス [Link]


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