Freeze 光の時・音の時間 [Link]sound&vision 2007 vol.2



ZAIMで「可視化」をテーマにした音と光の展覧会。
日曜日には今年のアルス・エレクトロニカ デジタルミュージック部門
グランプリ受賞者の三輪眞弘さんを招いた報告イベントがあるそうです。
 日程:2007年10月12日(金)~21日(日)
 時間:11:00~19:00 (金・土20:00まで)
 場所:ZAIM 別館3F・4F (神奈川県横浜市)
ちなみに、このテーマの展示会では、
ICCの9つの “サウンディング・スペース9つの音響空間展” が印象に残っています。
なかでも、「クリスティーナクービッシュのEast of oasis」
「アルヴィン・ルシエのEmpty Vessels」
は潜在的な情報の潜在化という観点からみたとき、本質をついていたように思います。
クービッシュの作品は、天井からつるされた無数のワイヤーに流れる音を
ヘッドフォンをつけた鑑賞者が歩き回りながら耳を澄ますというもの。
音源に繋がれたケーブルを流れる電気信号が磁界の変化つくり、
それを電磁誘導コイルのヘッドフォンで聞くというしくみ。
鑑賞者に対して「耳を澄ます」という行為を自然と誘発させていた点が素晴らしい。
アルヴィン・ルシエの作品は、いたってシンプル。
部屋にはいるといろんな形のガラス瓶が台の上に並んでいて、
その瓶の口に設置されたマイクが瓶の口の音ひろい、
それを増幅してスピーカーから流すというもの。
貝殻や瓶に耳を近づけたときに聞こえてくる波のような音。
コンテクストリーディングという視点においてこれ以上シンプルな解答はない。
このふたつの作品は、僕にとってはとても強い印象に残っている作品で、
自分の創作においても強い影響を受けています。
「コンテクストに対して耳を澄ます」その行為を押し付けがましくなく、
自然と誘発させるデザインこそ僕の中にある根源的なテーマなのだと思います。
 > Sound & Vision とは、
 > 〈 音と光〉を軸に、見えざる物を見せて行く作業を行っているアーチストを中心に、
 > 音と光の作品を集めた展覧会です。又、Soundとは、〈探す〉、
 > Visionとは〈未来を見通す力〉でもあります。前回vol.1(3月24日~4月1日)は、
 > 「可視領域から不可視へ」とテーマを設け、
 > 〈不可視の領域での、ある気づき〉〈〈在る〉ものに気づく〉という作業を行ってきました。
 > 今回vol.2は、「~freeze ̃ 光の時・音の時間」をテーマに、
 > 光の時間軸、音の時間軸の違いを踏まえつつ、
 > その交差する所に現れるブラックホール・ホワイトホールとも言うべき空間に在る作品に、
 > アプローチして行きます。今回も様々な作家と様々な作品に、何が見いだせるでしょうか?

参考:
アルス・エレクトロニカのグランプリ受賞者招き報告会イベント (ヨコハマ経済新聞) [Link]
sounding space 9つの音響空間展 (ICC) [Link]
ARS Electronica [Link]
The Winners of the 2007 Prix Ars Electronica [Link]
アルス・エレクトロニカ 2005 (PingMag) [Link]
ARS Electronica 2007 初日 | Wonderful World [Link]


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