Backside of the Moon [Link]ジェームズ・タレル 1999



鑑賞者の能動的な知覚を促すという意味では、
ジェームズタレルの作品はその代表格です。
彼の作品の面白いところは、他の感覚を拡張するタイプの作品とは違って、
直接何かのデジタルデバイスを使って感覚を研ぎ澄まさせたり、
あるいは環境情報を変換したりするのではなく、
あくまでセンシングに使われるのは鑑賞者の体、人間の体のみという点です。
微光による作品によって、自分の中に潜む知覚の性質に気づかされる。
環境情報を体感する作品でよくある間違いが、
環境情報を直接的に描きすぎていて、鑑賞者が受動的になってしまうこと。
その可視化と不可視化の間を行き来する方法論はいくらか類型化できそうだ。
参考:
南寺 ジェームズタレル 直島MAP [Link]
南寺・backside of the moon (関心空間) [Link]


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