たしか、キャノンの”光”に関する特集番組か何かだったかで、
能面にあてる照明の違いで幾十もの喜怒哀楽の表情をつくる検証実験をしていました。
以下、気になったところをメモ。
> 鬼神・老人・男・女・霊の5種類に大別される。
> 小面は若い女性を象る。その他多くの能面がある。
> 特に鬼面の一つである般若(はんにゃ)、真蛇(しんじゃ)は有名である。
> 役者の芸と能面作家の腕によって、一つの面から深く様々な表情を見せることができ、
> 仮面劇としての能を今日までも支えている。
> 女面、少年面、青年面は一部を除いて何れも白塗り、引眉で、お歯黒を付けており、
> これらは何れも、能が成立した時代の習慣を残したものである。
> なお、『翁』の面は特徴的で、他の能面と異なり、
> 眼が全てくり抜いてある
> ぼうぼう眉(綿や毛が植えてある)
> 面が口の部分で上下で切り離してあり、後ろのところで結んである(顎が動く)
> 古式でおおらかな面である。
> 能面は木(桧が多い)を彫り、彩色して製作するが、この工程を「面を打つ」という。
参考:
能面 ホームページ [Link]
お面づくしの能面本舗 [Link]
弥勒菩薩半跏思惟像 [Link]