宮大工・菊池恭二 棟梁の器は、人生の深さ [Link]プロフェッショナル 仕事の流儀



そしてさらに、
国の特別史跡・名勝に指定されている毛越寺(岩手県平泉)の本堂、
東京の池上本門寺の五重塔、奈良・薬師寺の西塔。
これら数々の木造建築を手がけてきた日本屈指の宮大工・菊池恭二さんの特集。
原寸という、縮尺1/1の図面を見ながら宮大工の技術を紹介してます。
実は今回の劇団印象の舞台美術では、三次曲面の壁をつくったのですが、
その構造壁をつくる際には1/1図面を描いてそれをもとに部材をカットしています。
他には、ペピン結構設計のポエムの獣でも
原寸図面を使用してカウンターテーブルの曲線を決定しております。
気持ちのいい空間をつくるっていうのは、立体の仕事をしながらも、
その機微はグラフィックの仕事と同じことをしている気がしています。
反りの曲線がもっとも深くなる部分を腰といいます。
どこに腰を置けばもっと美しい反りになるか試行錯誤する様子がありました。
ちなみに、今回の父産の腰の位置は、壁面の中央ではなく、
それよりやや上の役者の目の高さに設定し、
壁面の反りが包まれたような空間をつくるように調節しています。
 
 番組:NHK総合 プロフェッショナル 仕事の流儀
 日程:2007年06月12日(火)
 時間:22:00~22:45
 再放送:
 2007年06月18日(月) 01:05~01:50 (翌日)
 2007年06月19日(火) 16:05~16:50
 木の心を読み、技で組み上げる
 > 宮大工の大切な仕事に木の選定がある。
 > 木には、それぞれ「木癖(きぐせ)」と呼ばれる特徴がある。
 > その癖を見極め、建物のどの部分に使うか決めていく。
 > なぜなら、木は“暴れる”からだ。温度や湿度の変化によって、
 > 木は曲がったり割れたりする。木癖を読み切り、
 > 適材適所に木をあてがうことで何百年もの風雪に耐える建物を組み上げる。
 > それが宮大工の技だ。
 棟梁の器は、人生の深さ
 > 3月下旬、菊池の腕を見込んで、緊急の応援要請が入った。
 > 現場は、大分の文化財。室町時代の仏殿、
 > その屋根の修復が立ち行かなくなっていた。
 > 現場に着くなり、菊池は地元の職人たちに次々に指示を飛ばし、作業を進めていく。
 > その判断に一点の迷いもない。菊池は棟梁の決断についてこう語る。
 > 「人生そのもの、職業そのものが(仕事の)“読み”につながっていく。
 > その読みで決断する。読みができなければ、棟梁は務まらない」
 重圧と向き合え
 > 菊池の人材育成法は、徹底してプレッシャーと向きあわせることにある。
 > 若手であっても責任の重い仕事を次々に任せる。
 > 「プレッシャーを乗り越えてこそ自分のものになるからさ。
 > 俺なんかプレッシャー楽しんでよ」と笑い飛ばす菊池。
 > 弟子の失敗は、師匠である菊池がすべてを負う。
 > しかし師匠に失敗を背負う覚悟がなければ、
 > 弟子を育てることはできないと菊池は言い切る。
参考:
宮大工 (Wikipedia) [Link]
宮大工の仕事 – 讃岐の舎づくり倶楽部 [Link]
日本の宮大工・社寺建設業・社寺建築設計 [Link]
社寺工舎-神社・寺院建築・文化財修理専門- [Link]
逆境から這い上がる「生命力」とは? (茂木健一郎の「超一流の仕事脳) [Link]
日本の宮大工・社寺建設業(東日本) [Link]


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