ユビキタスって何? ―新しいコミュニケーションが変えるパブリックスペース [Link]徳田英幸×隈研吾×西沢立衛



インタラクションつながりでこれもメモ。
『新建築』2006年9月号に掲載していた
docomoケータイ空間 デザインコンペ2006の座談会。
徳田先生が先日、センサーパッケージのデザインをやらせて頂いた
新宿御苑の環境モニタリング実験についてふれています。
以下、一部抜粋。
 締切:2006年12月8日(金)
 審査委員:
 隈研吾 隈研吾建築都市設計事務所代表
 徳田英幸 慶應義塾大学 政策・メディア研究科委員長・環境情報学部教授
 西沢立衛 西沢立衛建築設計事務所代表
 見えないものの可視化と空間の分かりやすさ
 > 徳田英幸  ユビキタスの研究をしている坂村健さんは、
 > 神戸で視覚障害のある方のための実験をしています。
 > 黄色い点字ブロックに電子タグを組み込んで、白い杖の先にリーダーがあり、
 > それを読み取ってケータイで音声として認識するものです。
 > こうした研究がどんどん進んでいくと、杖は杖のままで、
 > カップはカップのままでユビキタスの機能を持つようになる。
 > 見た目にはチップが入っているかどうか分からない。
 > これまでITは人や組織やコミュニティのエンパワーメントに使われてきたと思うのですが、
 > コンピュータやチップの値段が下がってきたので、
 > そろそろ空間や環境のエンパワーメントに使えるようになってきました。
 > 先日、新宿御苑50周年のイベントで慶應義塾大学SFCの
 > 石川幹子研究室と徳田研究室が共同で
 > 新宿御苑の環境のビジュアライゼーションをしました。
 > 学生たちが小さなセンサーノードを160個ほど配置して空間をモニタリングしたのです。
 > 数メートルの粒度でセンサリングできたのですが、
 > そうするとかなり経験と知識を持った人しか分からなかった
 > 公園の温度変化の分布が一目に分かったのです。
 > 代には建築においても分かりやすさの定義が変わってくると思います。
 > つまり建築の空間自体が変わるということです。
 > われわれが実験に使ったのは、
 > ドイツのカールスルーエ大学が開発したuPartというセンサーです。
 > MITでは、MITes(MITenvironmental sensors)というセンサーが開発されています。
 > これを住宅のあらゆる場所、戸棚や蓋などに取り付けて、
 > 住人の行動履歴を取り出して、
 > 人の行動認知(アクティビティ・レコグニション)用のデータを収集しています。
 > これまで、災害時や何か特定の行動をモニタリングすることはありましたが、
 > 普通に被験者を2~3週間くらい住まわせて、
 > 行動履歴をすべて記録し、それらのログ情報を公開するというのはありませんでした。
 > これらのデータを元に世界中の研究者が行動認知のアルゴリズムを比較検討できるのです。
 > こんな実験をしようとするとこれまではものすごくコストがかかったのですが、
 > センサーが安く手に入ることで、これまでできなかったことができるようになったのです。
 > ただ、こうしてモニタリングされることに嫌悪感を持つ人もいるのは事実です。
 > 技術にはどうしても光と影の部分が出てきます。
 > 日本の総務省もこれらのガイドラインを考えているのですが、監視
 > カメラやこうしたセンサーについては、まだ議論が始まったところです。
参考:
ケータイ空間デザインコンペ2006 [Link]
ケータイ空間デザインコンペ2005 [Link]


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