シュリンキング・ニッポン:縮小する都市の未来戦略 – Shrinking Nippon: Strategies For A Future Japan | PingMag


シュリンキング・ニッポン:縮小する都市の未来戦略 [Link]


写真:Masato Nakamura、鹿島出版会発行「シュリンキング・ニッポン」より。

秋田県大館市の商店街
写真:Masato Nakamura、鹿島出版会発行「シュリンキング・ニッポン」より。

1955年から2035年までの人口量を面積化した日本地図。

1950年から2050年までの日本社会の変遷を表した、2枚の人口統計図。
シュリンキング・ニッポンの記事がPingMagさんにあったのでメモ。
渡辺保史さんの言葉を借りるなら、
「都市や社会の縮小にどう対抗するのか? 
という考察や実践報告などから構成された本。」です。
僕がやりたいことのひとつはこういうことなんだろうな。
以下、大学一年の頃から研究をしている日本橋の話で
興味深いコメントだったのでPingMagの記事より抜粋。
 将来的に都市計画をする上で、そこからどんなことを学べますか?
 > 私の主張は、未来を現在の状況に結び付けなければいけないということです。
 > 私たちが普段理想的なシチュエーションについて語る時、
 > それは現状とは違う状況を意味しますから、理想とは常に現状の否定なのです。
 > ですがこの国では特に、未来を現在と関連付けるべきです。
 > その最たる論拠が、古くからある橋が首都高速に覆われてしまっている日本橋問題でしょう。
 > 小泉元首相は、橋の歴史的な価値を守るために
 > 首都高速を地下へ通すことを提案しましたが、
 > 私はこの案には懐疑的です。なぜなら現在の日本橋も、
 > 明治時代に架けられた時は、当時の街並みにそぐわない要素だったからです。
 > 明治時代には、通りにはまだ伝統的な黒い町家が軒を連ねていて、
 > そういった意味では日本橋も異質なものだったのです。
 > ですが後に首都高速が古い橋を覆い隠すように建設された時[1960年代]に、
 > 同じ議論が持ち上がりました。首都高速が完成した時は、
 > それが日本の技術の象徴だと称えられましたが、
 > その30年後には、昔伝統的な街並みを破壊した橋が称えられて、
 > 高速道路が非難されたのです。
 > 首都高速は、建設業界を活性化させるために地下に通されるのだと思います。
 > 私はよく日本人は「親の仕事をないがしろにして祖父の仕事を称える」というのですが、
 > 明治時代の人々が江戸時代を批判し、
 > 大正時代の人々が明治時代を批判したのもまさにそれです。
 > 都市設計家は、小泉元首相に首都高速の移動を提案して、
 > 日本人は歴史的な記念物に対する敬意が足りないと言っています。
 > 問題は、古い構造物を壊すということは、
 > 先達から受け継いでいくものが何もないということです。
 > そして父親の仕事をないがしろにすれば、祖父の仕事も残りません。
 > なぜなら、自分の息子の代には父親の仕事が祖父の仕事になっているのです。
 > これが歴史的な摩擦ですね。
 > ですから、私としては橋と高速道路のどちらもが文化遺産であり、
 > 橋は積極的に西洋のものを導入した明治時代を象徴し、
 > 高速道路は利便性を象徴する建設の時代のものであると考えています。
  
参考:
シュリンキング・ニッポン – PingMag [Link]
土居義岳のリハビリ建築ブログ: 『シュリンキング・ニッポン』を読んだ [Link]
今週の本棚:藤森照信・評 『シュリンキング・ニッポン…』 – 毎日の本棚 [Link]
シュリンキング・ニッポン 渡辺保史 – 先見日記 [Link]
大野秀敏 「UMUTオープンラボ――建築模型の博物都市」展 東京大学総合 [Link]


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