とんこつたばこ入れ展 [Link]固い素材の柔らかい造形



タイトルでひかれるこの展覧会。
たばこは吸いませんが、こういう民芸品は好きです。
とんこつたばこ入れ約150点はみごたえあり。歩きタバコはゆるしません。
絵は、「真鍮怪獣(しんちゅうかいじゅう)打出し模様とんこつ一(ひと)つ提げたばこ入れ」
 日程:2005年9月10日~11月6日
 場所:たばこと塩の博物館
 > 「とんこつ」というと、多くの人は豚骨ラーメン
 > もしくはそのスープを思い浮かべることでしょう。
 > どうやら、こちらの「とんこつ」の方が、市民権を得ているようです。
 > しかし、今回ご紹介する「とんこつ」は、木材など硬質の素材で制作された
 > 「とんこつたばこ入れ」です。
 > たばこ入れは、刻みたばこやきせるなど、喫煙に必要なものを一つにまとめ、
 > 携帯するために江戸時代に生まれたものです。
 > 通常、たばこ入れには、皮革や織物が用いられ、
 > どちらかというと手触りの柔らかいものがほとんどです。
 > しかし、一部に全体の作りが、木・金属・角・牙・貝・陶磁器など
 > 固いもので構成されているたばこ入れがあり、これらはとんこつたばこ入れと呼ばれます。
 > とんこつたばこ入れは、もともとは、農業や林業、
 > 狩猟など野外の仕事に従事する人たちが、雨などの悪天候でも、
 > たばこが湿らないように用いた、堅牢で素朴な携帯用容器でした。
 > はじめは見栄えは悪くとも、実用的であることを重視したもので、
 > お洒落とはほど遠いものだったようです。
 > やがて、この堅牢素朴な点が町人にも好まれるようになり、
 > そこでは、固い素材で作るという基本をくずさないものの、
 > 高価な素材を用い装飾を施すようになりました。
 > こうして、実用品としてよりも装飾品として優れたとんこつが作られ、
 > 楽しまれるようになりました。このような数寄に通ずる傾向により、
 > 工芸的な評価をすべき資料として位置づけられるとんこつたばこ入れも数多く作られました。


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