拝啓 タモリ様

Posted on 3月 31, 2015 in メモ タグ: ,

拝啓 タモリ様

笑っていいともが最終回を迎えてから一年が経ちましたが、いかがお過ごしでしょうか。その後、長崎や金沢など日本各地を旅しているタモリさんを拝見することができ、新たな楽しみが増えました。

さてこの度、筆を取りましたのは、ぜひともタモリさんに私の住む四国は香川県高松市に足を運んでいただきたく、オススメをご紹介するためです。

・高松のローカル鉄道 「ことでん(高松琴平電気鉄道)」では、関東で活躍していた京急電車などの鉄道車両が第二の人生をおくって走っております。この会社、なんと100年以上の歴史があり、大正14年生まれ現役日本最古のレトロ電車が走っております。

・また、穏やかな瀬戸内海ではクルーズを存分に楽しんでいただけます。瀬戸内海には人の住んでいる島が138島あり、それぞれの島にそれぞれの産業や文化が存在します。そうした島々を縫うようにアイランドホッピングしながらの旅はいかがでしょうか。地形のわずかな変化をみながら高松の埋立地を歩いているとかつての海岸線をみつけることができ、アートの島として有名な直島などの島々では1500年近く前の製塩土器の破片が落ちていることもあります。

・もちろんこの瀬戸内海で採れる海の幸もオススメです。特に春に産卵のためにやってくる鰆(さわら)のお刺身は瀬戸内ならではのご馳走で、お刺身好きの間では「お刺身の王様」と呼ばれるほどです。

・香川県はシェア8割を誇る松盆栽の日本一の産地、輪島とあわせて日本に2つしかない漆芸研究所があり、四国で唯一の和三盆の木型職人、瀬戸内の石を溶かした地硝子をつくる工芸作家、ジョージナカシマの家具をつくる桜製作所、世界的建築家丹下健三が設計した香川県庁舎の柱には宮大工の技術が生きています。いまもこの街には職人の技術が生きているのです。

・高松には「仏生山(ぶっしょうざん)温泉」という素晴らしい温泉があります。初代高松藩主松平頼重が菩提寺として法然寺を建てたことから門前町として繁栄した街です。この街の地下にはクレーターが眠っています。金沢大学の先生が日本各地の重力を調べていたところどうやらこの仏生山という街のあたりだけは、重力が弱いということがわかりました。そのニュースをみた地元の結婚式場を運営していた方が温泉を掘り当てたのが、仏生山温泉のはじまりです。いい温泉の定義は、泉量・泉質・温度なのですが、仏生山温泉はこの3つがそろっております。この温泉にはいった後にたべる食堂のかき氷は格別に美味しいのでぜひとも食べていただきたいです。

まだまだ、オススメはたくさんありますが、鉄道好き、船好き、地形好きなタモリさんに存分に楽しんでいただける魅力が四国にはたくさんあります。ここでは書ききれないのでまずは高松にぜひとも遊びにいらしてください。よろしくお願いいたします。

坂口祐(物語を届けるしごと)


タモリ学 タモリにとって「タモリ」とは何か?


新訂版 タモリのTOKYO坂道美学入門



Leave a Reply