新月の吉野川。幻想的なシラスウナギ漁、煌々と

Posted on 1月 29, 2017 in あるく・みる・きく, 写真, タグ: ,

新月の夜に、吉野川の冬の風物詩となっている
ニホンウナギの稚魚、シラスウナギの漁を撮影にいってきました。
シラスウナギは満潮に乗って遡上し、光に集まる習性があるので、
集魚灯を灯した小舟が水面に浮かびます。

シラスウナギ漁は、四国では徳島県吉野川河口や高知県四万十川河口などでみることができます。
漁期が決まっていて、近年は短くすることで資源の回復を図っています。

Yoshino-gawa river Shirasu-unagi (baby Japanese eel) fishing in the new of the moon.


ウナギの養殖はまず、天然のシラスウナギを捕ることから始まります。
黒潮に乗って日本沿岸にたどり着いたウナギの子供、
シラスウナギを大量に漁獲してこれを育てます。


漁の時期は毎年12月から4月の間、冬の寒い夜の時期に漁師さんが川へと繰り出します。


満潮に乗って遡上してくるシラスウナギをつかまえます。
光によってくる習性を利用するため、余計な光の少ない新月の夜に漁に出る船が多いです。


潮に乗って遡上してくるシラスウナギを狙うため、
大潮前後の干潮から満潮にかけての漁が適しています。


鰻(うなぎ)の稚魚のことをシラスウナギといいます。


体長は5cm前後で、体は半透明。11月ごろに黒潮に乗って東アジア沿岸に回遊。
河川をさかのぼって成魚になります。


漁には県知事の許可が必要で、海から川に上るシラスウナギを集魚灯でおびき寄せ、網ですくい取ります。

今日は新月の深夜に家をでて、徳島県吉野川河口へ行ってきました。皆さんが土用の丑の日などに食べている養殖のニホンウナギの稚魚「シラスウナギ」は、こうして獲られています。シラスウナギは光に集まる性質があるので、余計な光の少ない新月の満潮時に多くの小舟が出漁します。

日本から遥か南、2000km以上離れたマリアナ諸島沖で初夏に産まれたウナギの仔魚が、冬に日本の河口域にシラスウナギとなって採取され、養鰻(ようまん)業者によって養殖されます。

幻想的で美しい風景でありながら、心配されるシラスウナギの保護。水面下を泳ぐ稚魚の命の揺らめきを見た気がしました。

謎だらけの 「ウナギ」 の生態。どこで生まれて、どこを泳いで、日本にやって来るのか? – 日本気象協会

シラスウナギの漁は、日本では12月から4月の寒い時期に解禁になります。シラスウナギは満潮に乗って遡上し、光に集まる習性があるので、上の写真のように川面に強い光をあてて漁が行われます。特に、外の光が少ない新月の夜は船が多く出るので、漁の光景は真冬の川に、より美しく幻想的に浮かび上がります。
捕獲したシラスウナギは養殖用となります。養殖をしていない「天然ウナギ」は、日本人が食べるウナギのわずか1%。99%は養殖したものですが、河口でシラスウナギを捕獲して、それを養殖しているので、正しくは、「半天然・半養殖」です。

View | Proud Sights in Tokushima – City's Pride
Popular winter event in Tokushima is Shirasu-unagi (baby Japanese eel) Fishing. The boats Moving around with lights looks like fireflies, and you must be enthralled at all.

参考:
世界初 「ウナギの完全養殖」に成功:農林水産省
完全養殖ウナギの量産化はどこまで可能か? | ナショナルジオグラフィック
絶滅危惧種 ウナギ資源を守る  :日本経済新聞
ウナギの赤ちゃん、稚魚までの生存率2倍に 東大が技術  :日本経済新聞

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