瀬戸内海の海苔養殖

Posted on 11月 4, 2016 in あるく・みる・きく タグ: ,

今朝は朝4時に起きて、瀬戸内海上へ。四国食べる通信12月号の取材で、香川県庵治(あじ)港沖の海苔養殖場に来ております。海苔の養殖には、有明海など干満差の大きな海でみられる「支柱式養殖」と、瀬戸内海などでみられる「浮き流し式養殖」があります。胞子を網につける採苗から始まり、丈夫な海苔の芽を育てる育苗(いくびょう)が行われます。育苗中は、毎日海に出てこうして網をひとつひとつ手で海苔網を持ち上げ干出(かんしゅつ)し、一定時間空気にさらして、雑藻を取り除き芽を強くします。

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・海苔の採苗(さいびょう)
秋になって水温がさがると、殼胞子(2番目のタネ)がカキ殻からでてきます。このタネをノリ網につけます。これを「採苗(さいびょう)」といいます。採苗には海面に網をはってその下にカキ殻糸状体をつけてタネをつける野外採苗(やがいさいびょう)と、陸上に作った水槽にカキ殻糸状体を入れ、その上の水車のような枠に網をはり回転させてタネをつける陸上採苗(りくじょうさいびょう)の二つの方法があります。

・海苔の育苗(いくびょう)
タネをつけたノリ網は一定の時間空気中(海の上)に出して乾燥させます。このことを「干出(かんしゅつ)」といいます。干出は雑藻をとりのぞく、ノリの芽を強くする、単胞子を多くだすために行います。よく干出されたノリ芽は健全なタネ網となります。(全国海苔貝類漁業協同組合連合会より)

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朝一番で網をひとつひとつ干出(かんしゅつ)して、一定時間空気に晒した後、再び網を海中に下ろしておきます。その過程で網の一部を切り取り、ちゃんと海苔の胞子が育っているか観察します。

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