牛、草食む大川原高原。削蹄師(さくていし)という仕事

Posted on 5月 22, 2016 in あるく・みる・きく タグ: ,

佐那河内村の各地から見上げるとみえる風力発電機がある大川原高原。
村役場から車で1時間ほど気持ちのいい森をぬけると突如として
120haもの広い高原があらわれ、牛が放牧されている姿をみることができます。
佐那河内村の山の反対側、上勝町との境界線でもあります。
高原の牛が気持ちよさそうに寝ていたので撮影させていただきました。


草、美味しそうです。


この道具なんだかご存知でしょうか。
これなんと、牛のツメを切る鎌(かま)で、珍しい物だとか。

牛にとってのツメ、蹄(ひづめ)をきる作業は「削蹄(さくてい)」と呼ばれ
身体の健康を維持するために大切な作業で、年に2回行います。

ツメを身体のバランスが悪くなり病気になってしまいます。

削蹄師(さくていし)の仕事を拝見させていただきました。


ドイツのオーガニック食品の認証「BIO(ビオ)」では、
「家畜が正当な扱いをされているのか」という項目がはいっているのですが、
ここの高原で育った牛にもそうした認証をつけるのもありかもしれません。

豆知識 牛削蹄編 – 公益社団法人日本装削蹄協会
牛の肢蹄は、彼らがまだ野生の世界に生きていたころ、大地を疾走するのに適した構造物として形作られました。そこには走りに適した巧妙な仕組みがいたるところに隠されています。その一つが、蹄のポンプ作用です。心臓から遠く離れた蹄は、どうしても血液の巡りが悪くなりがちです。そこで蹄自体が、歩くたびに負重による伸縮を繰り返して、ポンプの役割を果たし、蹄の血液循環を促進しています。蹄が伸びすぎたり、変形したり、あるいは牛の運動量が少なくなったりすると、第二の心臓ともいうべきこのポンプ作用も低下します。その結果、蹄の健全性が損なわれて、さまざまな蹄病やトラブルが発生しやすくなります。


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