水の恵みと豊作に感謝するひょうきんな祭り「ひょうげ祭り」 – Hyoge (humorous) festival

Posted on 9月 12, 2015 in イベント, 祭り タグ: ,


高松港から南に約12km、仏生山温泉から1kmほど南にある新池という溜池の近くで「ひょうげ祭り」という地元のユニークなお祭りが毎年9月の第2日曜日に開かれます。

“Hyouge festival” takes place every second sunday on September at Shin holding pond. Shin holding pond is located about 12km South of Takamatsu port, Kagawa pref., Japan.

ひょうげ祭り
日程:毎年9月の第2日曜日
時間:14:00~
場所:香川町浅野地区の集落研修センターから新池
連絡:香川県文化財課 (087-839-2660)

Hyoge (humorous) festival
Date : every 2nd Sunday on September
Time : 14:00-
Place : From village learning center to Shin pond (Asano area Kagawa town, Takamatsu city, Kagawa pref., Japan)
Contact : Cultural property of Kagawa pref. (087-839-2660)


Many people say the origin of this festival was to praise the achievement of Heiroku Yanobe who constructed a new pond to resolve the water shortage during the Edo period; to appreciate water and its good fortune; and to pray for a good harvest.
Participants put on swords which are made of sliced pumpkins with an aroid stem. They parade in the town coloring their faces with bright red and blue paints.


高台にあるため水不足に悩まされていた浅野地区に水を引くため新池を作った
矢延平六(やのべへいろく)さんの功績を称え、
水の恵みと豊作に感謝するお祭りです。
彼が築造にかかわった溜池は有名なものだけでも100以上。
とても偉大な技術者だったことが伺えます。
In edo piriod, people had been bothering someone about being short of water for a while. Mr. Heiroku Yanobe made holding pond for people. This festival is for praise achievement of him and fertility rite. He made more than 100 holding honds. The local people know his great deed.



江戸時代・寛文年間(1661~73年)に築造された新池ですが、
もともと水が少ない地域なので、その築造にはとても苦労があったそうです。
高台にあるため集水が困難であったため、
この地域の西を流れる香東川から4kmもの距離を水路をつくって水をひいたのだそう。
Shin holding pond was developed in 1661~73. This are was low-rainfall area, and located on a hill. Thus, it was difficult to collect water, and he designed waterway from Kotou river which was located 4km west. 



香東川(こうとうがわ)の上流を起点とし起伏の激しい土地の高低を、
夜に農民たちに松明や提灯をもたせて測ったことが伝えられています。
矢延平六さんは、現場で農民達と汗を流した技術者で、
こうした地域のお祭に名前が伝わっていることからも、
地域の皆にとても慕われていたことが想像できます。
He started to made the waterway from upper stream of Koutou river. At night, he made farm people holded up torches or lantern to know the level of land form. Mr. Heiroku Yanobe worked and sweated together with peasants. Now we can understand from these lore that he had a good relationship with local people.






































神と和解せよ





































ひょうげ祭り高松市

 指定区分:市指定無形民俗文化財
 指定年月日:昭和61年3月21日
 所在地:香川町浅野

 本来は、高松市香川町浅野の高塚山に鎮座する新池神社(池宮さん)の祭礼のことだが、一般的には、そのうちの神輿渡御行列のこととして定着している。
 この祭りは、土地の高低がはなはだしく水不足に悩まされていた浅野地区に水を引くため新池を作った矢延平六の徳を偲ぶとともに水の恵みに感謝し、豊作を祝う行事として始められた。
祭りは、浅野地区集落研修センターから新池までの約2kmをひょうげながらねり歩く神幸が見ものである。ひょうげるとは、おどけるとか滑稽という意味で、ひょうげ祭りという呼び名もここからつけられた。
 神輿の渡御に使われる神具はすべて農作物や家庭用品などを中心に整えられている。供侍となる人々は飼料袋の裃にしゅろ皮で作ったまげやくだものかごでに紙を貼って墨汁を塗ったものを着け、足には白足袋、わら草履を履く。そして腰には里芋の茎にかぼちゃの鍔をつけた太刀を格好よく差し、色鮮やかな顔作りをしている。
 ひょうげ祭り保存会の手によって、毎年9月の第2日曜日に実施されており、県内外から大勢の見物人が訪れている。


平六さんとひょうげまつり民話 〜日本に伝わるエコロジーのはなし

新池(しんいけ)を見おろす高塚山(たかつかやま)には新池神社(しんいけじんじゃ)があり、矢延平六(やのべへいろく)という人がまつられています。

 むかしむかし、このあたりの土地はあれ地が多く、水の便が悪くこまり果てていました。これを見かねて立ち上がったのが矢延平六でした。平六は、香東川(こうとうがわ)の流れを引いてくることを考え、夜、人々にちょうちんを持たせ、遠くはなれた所からながめて、土地の高さをそくていし、自然に水が流れる水路を考えました。そして多くの人が力を合わせ、ついに新池という大きなため池をきずきました。村の人たちの喜びは大きく、平六は村人たちに心からしたわれていました。

 ところがここに一大じけんが起こったのです。だれかが平六をねたんだのでしょうか、「平六が池をきずいたのは、高松城を水ぜめにするためである」などとはん主に告げ口をする者がありました。
 八月三日、平六ははだか馬に乗せられ、阿波(あわ)の国に追放されてしまいました。農民たちはなげき悲しみゆくえをさがしましたがわかりません。そこでそのごおんにむくいるため、平六を神様としてまつりました。
 きゅうれきの八月三日には、無事に実った農作物でおどけたすがたをつくり、ため池までの道をねり歩き、最後はみんなため池の中にざぶーんと飛びこむという「ひょうげまつり」をはじめました。

 「ひょうげまつり」というのは、ひょうきんなまつりという意味で、げんざいも続くこのおまつりは、香川県の無形文化ざいとなっています。



とんまつりJAPAN 日本全国とんまな祭りガイド (集英社文庫)



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3 Comments

  1. アキリカ
    09/13/2010

    すばらしい!来年は行く、絶対行く!RT @yousakana 無形民俗文化財 ひょうげ祭り に行ってきました http://bit.ly/dvE1UR

    Reply
  2. 岡昇平
    09/13/2010

    おつかれさま。いろいろ教えてください。RT @yousakana 無形民俗文化財 ひょうげ祭り に行ってきました http://bit.ly/dvE1UR @shoheioka @shimutan

    Reply
  3. 耳証人
    09/14/2010

    物語を届けるしごと | yousakana blog – 無形民俗文化財 ひょうげ祭り に行ってきました http://t.co/ZSk3WQ1 興味深い祭りだな〜

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