東京商工リサーチの調査で
都道府県別の社長輩出率が発表されました。
するとなんと、徳島県が1位、上位5位の中に四国3県がランクインしました。
「犬も歩けば社長に出会う。」
確かに四国に移住してからまあまあ偉いはずの社長さんと
普通に町で出くわして立ち話したり、焼肉焼いたりという機会が増えました。
そして、それ故にいろんな物事がすぐに動かしやすいのも四国の特徴なのかもしれません。

都道府県別 社長排出率(東京商工リサーチ調査)

2014年「全国社長 出身地・出身校」調査 : 東京商工リサーチ

都道府県別の社長「輩出率」では徳島県がトップになった。ただし、輩出率の高止まりには歯止めがかからない地方の人口減少が影を落としている。社長の出身地と会社所在地を対比した「地元率」では、最も高率を示したのは沖縄県の94.4%だった。

社長「輩出率」トップは徳島県 人口減少も影響

出身地別の社長数と人口(総務省「人口推計」2013年10月1日現在)を対比した「輩出率」では、最も比率が高かったのは徳島県の1.29%。2010年の調査開始以来で初のトップになった。
 徳島県は、堅実・実直を旨とし実利に富む県民性で知られる。この一方で、企業の開廃業率は全国平均を下回り、「少産少死」型を示し産業の新陳代謝の停滞が目立つ。さらに人口は2015年1月時点で16年連続減少の76万人にとどまり、相対的に輩出率が高止まりしている側面がある。
 2位は、山形県の1.28%。4年連続トップから1つ順位を下げた。「辛抱強くて、堅実」な県民性に加えて、江戸時代から商工業の重点が高い土地柄。絹織物「米沢織」や「山形鋳物」などの伝統商品を数多く有している。だが、1985年に126万人あった人口は、2015年3月には112万人に減少し、ここも人口減少に歯止めがかからず、輩出率の高さを手放しでは喜べない。
 以下、香川県1.20%、秋田県1.10%、愛媛県1.02%と続き、上位には東北と四国が目立った。これに対し、輩出率が低いのは埼玉県(0.26%)、千葉県(0.28%)、神奈川県(0.33%)など、首都圏のベッドタウンが顔をそろえた。