本日から香川県高松市のたかまつ創生総合戦略懇談会と高松市総合計画審議会の委員となりました。
おそらく、最年少でしょうか。私のような、よそ者・ばか者・若者をこのような場に呼んでいただけるとは、
四国の人、高松の人は本当に心が広いなと思います。お役に立てるよう頑張ります。

2010年に移住してきた時に最初に高松駅を降りた時にショックをうけたことが2つあって、
ひとつは駅から瀬戸内海が見えなかったこと、
もうひとつは、うどん屋が駅周辺になくてそじ坊でそばを食べて帰ったこと。

高松という都市を世界都市として見た時にHABITATの3800都市のデータをみてみても
主要都市のターミナル駅からこれほどまでに
島に20分くらいで行ける都市っていうのはとても希少で、
瀬戸内海の島々の存在を抜きに、高松の魅力は語れない。

駅をおりたときに瀬戸内海への眺望をつくるべきです。
それが都市の最初の印象をつくるのだから。
あとは、うどん県を売りにしているのに駅をおりたときにほとんどうどんがない。
これは、専門用語でいうとジェントリフィケーションといって、

再開発が進んで街が綺麗になる、
コンパクトシティで中心市街地が活性化したように思えるのですが、
中心部に大きなナショナルブランドは、はいれるけど小さな個店が出店できなくなる。
中心市街地にはお金持ちしか住めない街になってしまい、
文化的な多様性が失われてしまう。

これは例えばですが、もしうどんを高松のうりにするなら、
駅周辺だけうどん特区にしてうどん屋は地代をやすく出店できるとか
そういう思い切った施策が必要なのかもしれません。