視覚障害者に向けた本づくり

Posted on 2月 13, 2005 in メモ


以前、駒形さんの絵本展を見に行ったときに目にした文章、
なんか心に響くものがあったのだけどメモし忘れていたのです。
今日偶然、再会したのでメモ。

> タイトルの点字を穴で表現する、
> というアイデアに戸惑いがなかった訳ではない。しかもかなり大きく…
> パリで行われた打合せに試作で見せたのはひと文字だけ。
> 視覚障害者のシルビィーは「うん、わかるよ」と言ってくれた。
> でも念のため、いくつか穴のサイズの見本を送る約束をし、
> タイトルの『プリエ・プラン』の点字を受取り帰国した。

> すぐに点字として読める適当なサイズを検討し、
> 穴も最初の試作よりずい分と小さくした見本をいくつかパリに送る。
> 一週間後に返事がきた。「全部読めるよ。
> でも最初の大きな穴の方が、想像する楽しさがある。
> はじめ何だろう?と触れながら、やがて、それが点字だと分かってくる。
> だから本を開く楽しさが表紙から伝わってくる」と、シルビィーからだった。
> 前向きな彼女のひと言に後押しされた。

> 今回のプロジェクトは、ソフィ・キューティルからの依頼だった。
> 彼女はポンピド-センターで、『ART PLAY BOOKS』
> のシリーズを手がけたディレクターでもありアーティスト。
> パリから汽車に乗り、出版社のあるディジョンまでのおよそ2時間、
> 彼女はすでに着手していた試作『アリかレオ?』を私に見せながら
> 「視覚障害者も健常者もいっしょに共有できる、そんな本をつくりたい」と語りはじめた。
> 私は彼女の言葉にとても共感し、
> そして何よりも彼女の美しい試作におおいに触発された。
> 駒形克己 [Link][Link]

Leave a Reply