映像 – A Disappearing Number, Simon McBurney

Posted on 11月 9, 2008 in 舞台・演劇


今回の舞台演出でなにが素晴らしいと思ったかというと
それは何より表現している空間のバリエーションが多いこと多いこと。
多様な空気感をあんなシンプルな舞台で実現している。
電車のシーン
中央のホワイトボードに流れる風景の映像、
横長の床には光の枠。
向かい合わせに座る乗客、つり革をもってゆれる乗客。
車のシーン
イスを車のシートのように配置する。
後ろの横長の映像に流れるインドの町並み。
川辺のシーン
床に映る枠のない白黒の波紋。
数字の血液
他に映像で面白いなと思ったのは、
地面に飛び降りた役者の体から血液のように数字が流れ出る。
もしかしたら最後のは、意図的な演出じゃなくて
偶然そう見えたのかもしれません。
足跡が残って見えるとか、そういう使い方もできるなぁー。
一度、役者の動きにあわせて演出で、
舞台美術に映像を効果的に使ってみたいのですが、
タイミングを合わせて操作するテクニックが難しい。
おそらくこの規模の舞台だと全てコンピューター制御で
オペレーションルームから簡単に操作できるようになってるんだろな。
まったくズレとか違和感を感じさせないテンポのいいシーン展開が素晴らしい。

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