垂直庭園 有機建築アート パトリック・ブラン [Link]
Vertical Garden the Art of Organic Architecture (pingmag)公式サイトでいろいろみられます。
 > 「垂直な庭」は3つの部品で構成されてるんです。
 > メタル・フレーム、PVC層、そしてフェルト。
 > メタル・フレームは、壁に掛かっているか、または立たせる事も出来ますが、
 > 非常に効率的な、熱や音を遮断したり溜めたりする空気層を提供してくれるんですよ。
 > そして、厚さ1cmのPVCシートは、メタル・フレームにリベットで留められます。
 > この層が、剛性を全体の構造にもたらして、防水効果も与えてくれるんですね。
 > その後に、PVCで留められるポリアミドで作られたフェルトの層が来ますが、
 > このフェルトは耐蝕性で、高い毛管現象は、均質の水の分配を可能にします。
 > 植物の根は、このフェルトに生えているというわけです。
 > 水やりは、栄養物が含まれた水道水を屋上から与えます。
 > 散水と受精の過程は自動化されていて、
 > 植物とメタル・フレームを含む「垂直な庭」の全体の重さは
 > 1平方メートルあたり30kgより低いんですよ。
 > ということは、高さやサイズの制限など全く無しに、
 > どんな壁でも実行することが出来るというわけです。
 > 土は全く使われていないんですか?
 > 実は、どんな状況においても、植物にとって土というのは、
 > ただ単に整備的サポートであるだけなんですよ。
 > 光合成を行う「光」と「二酸化炭素」、それから「水」と、
 > そこに溶けた多くの「鉱物」だけが植物に不可欠なのです。
 > 水が1年を通して入手できるところであれば、
 > どこでも、…例えば熱帯林や地味な山の森林でも、
 > 地面から自由になった植物たちが、
 > 岩石や木の幹およびスロープなどに生えているものです。
 > 例えば、マレーシアでは、現在認識されている8000種の植物のうち2500種は、
 > 完全に土無しで成長しています。温暖な気候ゾーンでさえ、
 > 多くの植物が、崖や洞窟付近で成長したか、
 > または岩石を割って生息しているんですよ。
 > これらのかなり急な斜面では、多くのメギや、バラ科のシモツケ、シャリントウ種が
 > 育つことが出来るんですが、それらの自然に曲がった枝を見れば、
 > 通常それらが植えられている庭のような平坦な領域ではなく、
 > 元々は自然の中の急なビオトープから生まれた種だという事を示していますよね。
 > このように、水の永久的な不足がない限りは、
 > 植物は、実際地面から自由になってどんな垂直な面に生息するということが可能なのです。
参考:
パトリック・ブラン | Patrick Blanc 公式サイト [Link]
緑の壁 [Link]
Patrick Blanc (Wikipédia) [Link]