劇団印象 タイニイアリスインタビュー 幽霊と記憶をめぐるコメディー 歌舞伎調の演出も

Posted on 8月 18, 2006 in メモ

劇団印象 タイニイアリスインタビュー [<a href=”http://www.tinyalice.net/interview/0607indian_elephant.html”>Link</a>]<BR><small>幽霊と記憶をめぐるコメディー 歌舞伎調の演出も</small>


こちらは劇団印象。タイニイアリスの6月のインタビューです。
ペピン結構設計についても触れております。
以下、一部抜粋。
 > -「空白」公演をぼくもみましたが、
 > 鈴木さんはいろんなタイプの作品を書く才能があることが分かったし、
 > スポットだけで暗転なしの場面転換を実現したり工夫の跡が見えて、とても興味深い舞台でした。

 > 鈴木 「空白」公演では実はかなり演出を意識して、あんまり表に出しませんでしたが実は、
 > 音をテーマにしていました。例えば主人公の小説家が書く小説は音がテーマだし、
 > 好きな人が飴をなめたり口の中で噛む音とか、生活上の響きを取り入れるのが隠れたモチーフでした。
 > 最後にヤカンのお湯が沸騰してピーッという音を出しますが、
 > その音で夫婦が和解するシーンもあったんですよ。
 > -そうですか。気が付きませんでした。他の舞台をみて演出のヒントを得ることもあるんですか。
 > 鈴木 そうですね。「空白」公演の演出は自分でもまだ納得していないのですが、
 > その音をモチーフにした演出は自分で工夫したので印象に残っています。
 > ほかの公演では、小劇場よりも大劇場の舞台の方が参考になりますね。
 > 現代の作家が書く歌舞伎に関心があって、先日三谷幸喜さんが書いた
 > Parco歌舞伎「決闘!高田馬場」(2006年3月2日-26日)もすごくおもしろかった。
 > 野田秀樹さんの書いた歌舞伎もおもしろいと思います。様式や手法があって、
 > 早変わりとか仏壇返しとか、ケレンとストーリーで見せていくんです。
 > そういうアイデアと仕掛けで見せていく芝居が気に入って、
 > 次の芝居では歌舞伎を参考にした演出を考えています。
 > -慶応大のSFCといえば、演劇活動が盛んなんですか。
 > SFC出身のペピン結構設計はかなり公演を重ねていますよね。

 > 鈴木 ペピンの石神夏希さんが作・演出した「東京の米」はとても魅力的な作品でした。
 > 「米を産む女」という発想がまずすばらしい。一見不条理な話ですが、
 > とても自然に受け止められるように書かれていて、これもすごい。
 > ペピンの中で最も好きな舞台です。「ぼくの自転車のうしろに乗りなよ」
 > というステージとともに印象に残っています。それ以降、小劇場の芝居をずいぶん見てますが、
 > ペピンのこの2作品は群を抜いておもしろかったですね。
 > 「東京の米」は前半は正直言ってそうおもしろくない。
 > でも後半になると、舞台にグーッと引っ張られるのが分かるんです。
 > おそらく隣の人も引っ張られているような感じ。
 > 舞台に立っている役者も自分たちが引っ張っているという実感があったんじゃないかなあ。
 > 芝居を見て引っ張られる体験は、
 > さっき言った「農業少女」の舞台とこの「東京の米」のふたつぐらいかな。
 > それぐらいおもしろかった。ぼくの目指す舞台もそうありたいと思います。
 > インタビュー・構成 北嶋孝@ノースアイランド舎
 > 2006年6月5日、東京都杉並区の稽古場

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